がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

奈良・信貴山

んで、渇望していたお休み。曇天なれど雨は降らないみたいで時折お日様の姿もちらほら。でまあ「快晴山行日和」でも無く昨日の雨で道もぬかるんでいるのだろうなあ…と思いつつも久し振りの山行へ。まあそんな天候でもあるので近場にてと言う事で、例のガイド本からチョイスしたのは大阪と奈良の境にある信貴山です。標高437メートル。でもって昼過ぎに出発してガイド本指定の起点、近鉄信貴線服部川駅へ。まずはそこから信貴山と連なる高安山に登るのがガイド本の指定コース。で、ガイド本記載の道順と地図に従って登山口に向かった…のですが、いきなり迷ってその登山口がわからない。ああ、また道を間違えてしまったかなあ…と思って一旦駅まで引き返し、地図とにらめっこしながら再度向かってみたものの、やっぱりさっぱりわからない。もうこれ以上は時間の無駄だと判断してやむなく断念…するのも口惜しいので、ガイド本の中間地点にもなっているケーブル高安山駅まで電車で行く事に。



で、服部川駅から次の信貴山口駅へと向かい、このケーブルへと乗り換えて山頂のケーブル高安山駅に。曇天のど平日、乗客は私だけの貸し切り状態でした。ちなみにこの高安山は標高488メートル。その後に向かう信貴山の標高は437メートル。つまりはただ下るのみ。登山ならぬ下山にのみになってしまうのです。ケーブルカーに乗って高安山頂までがーっと向かう途中の車窓を眺めつつ、徒歩で登る事が出来なかった事に微妙な残念感を感じているうちに山頂の駅に到着。そしてそこから再度ガイド本に従って信貴山へと。さすがに今度は迷いませんでしたよ。(笑)



途中にある「高安山気象レーダー観測所」です。上にあるサッカーボールみたいな丸いヤツが何とも印象的ですよ。



でまあ「下山」の果て(笑)に目的の信貴山山頂でありますところの朝護孫子寺の空鉢護法堂に到着。曇天でしたので眺望もそれほど良くなかったかなあ。そしてその後は赤い鳥居の参道をひたすら下って朝護孫子寺の門前へ。そこで待ち構えていたのは…



コレでした。巨大な張り子の虎。何でも朝護孫子寺は「寅」と深い関わりがあるお寺さんなのだそうで。知らなかったのでコレが見えてきた時にはちょっぴり驚いてしまいましたよ。でもって朝護孫子寺に別れを告げた後にガイド本が指定する「ケーブルカー跡ハイキングコース」をこれまたひたすら下山。



こんな感じの直線坂路。ケーブルカーの路線跡ですので一直線です。ここをひたすら下ってゴールの近鉄生駒線の信貴山下駅に無事到着。


しっかしまあ、ひたすら下山の山行をしてしまいましたなあ…と微妙に反省であります。