がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

京都・牛松山

休みで快晴。はい、山行日和です。と言う事で相変わらずいつものガイド本から本日チョイスしたのは、京都は亀岡の「牛松山」と言う山でございます。標高629メートル。『丹波富士』とも呼ばれている山だそうな。でもって相変わらずお昼前に家を出て、出発地点のJR嵯峨野線は亀岡駅へ。3連休初日という事もあってか、亀岡名物の「保津川下り」目当てと思しき観光客で電車はそこそこ混雑していましたよ。でもって亀岡市も初訪問。そう言えば大学の後輩でここが地元の方々が数名いたっけ?とか思い出しながら意外とモダンな亀岡駅から歩いて目指す牛松山へ。そして相変わらず微妙に道を間違えつつ(笑)も無事に登山口へと到着です。



この鳥居が牛松山の登山口。この登山道は山頂付近にある金比羅神社の参道にもなっているので、しっかりと整備された快適な登山道でありました。



でもってこんな感じで登山道の途中には灯籠や「1丁」から「18丁」までの石標が目印として設置されていて、山頂まであとどの位なのかもよくわかります。坂の緩急も丁度良い感じで、誠に登山者にやさしい登山道でありました。まあ欲を言えば、道中のほとんどが林間で眺望が余り望めなかったのが残念でしたかなあ。



てな感じでスムーズに金比羅神社に到着。ここで初めて休憩する数名のハイカーさん達に遭遇。連休初日の土曜日なので、そこそこハイカーさんが山登りをしているだろうなあと予想していたのですが、意外にも登りの道中で誰ともすれ違わなかったのでした。でまあその金比羅神社には休憩小屋などもあったのですが、先客のハイカーさん達に遠慮してすぐに再出発。神社からすぐのところにある山頂の目印でありますところの三等三角点を拝んだ後にガイド本指定の登りとは別の登山道を下山開始。この登山道が行きとは違ってまあ整備されてはいるのですが、所々に倒木なども転々としていて微妙な荒れ具合。おまけに下山中、道ではない少し離れた山の斜面を下ると言うか落ちていく物体に遭遇(一瞬の出来事だったので、アレが一体何だったのかはわかりませぬ。)してちょっとビビったり、急坂で久々に足を滑らせて誠に綺麗な尻餅を披露する羽目になったり…と、行きとは違ったスリリングな下山を味わい、「ああ、相変わらず例のガイド本はそう簡単には山行を終了させてくれないなあ…」などと思いつつも無事に下山地点の愛宕神社に到着です。



境内には「千年杉」と呼ばれる立派な杉がありました。でもってこの神社の森にはムササビが生息していると言う看板も。と言うことは下山中に遭遇したあの黒い影はムササビだったのかと思いつついやいや、そんなカワイイ大きさではありませんでしたよ、確か。



で、愛宕神社横のベンチにて暫時休憩の後、行きに来た道を戻って亀岡駅へ。振り返って今登った牛松山の勇姿をパチリと。まあ確かに『丹波富士』と呼ばれるだけの綺麗なお姿でありますなあ。



帰り道に遭遇した広大な田園風景に思わず見とれてしまいました。いやあ、良いところですね、亀岡って。てな感じで今回の山行は終了っす。でふと気が付いたのですが、今回の牛松山が、初回のダイエット登山である天王山から数えて記念すべき10座目(山は『座』と数えるらしいです…ってうわーマニアックな言い方かも。)の山でありましたよ。