がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

淡々とリアル

お得意のレイトショーで本日はコレを鑑賞。前編の『チェ 28歳の革命』に引き続き後編の本作品も映画館で鑑賞っす。いやあ…前編がキューバ革命への参加とその成功を描いた「華やかな」部分であったのに対して後編の本作品はボリビアに潜入して革命闘争を指揮するも徐々に敗北を重ね、最後には捕まって処刑されるまでが描かれているので、特に終盤に向かうにつれめっちゃ「重い」と言うか「痛い」気分に。まるでドキュメンタリーを観ているかのような淡々とした演出って言うんですか?そういったところは前編同様なのですが、「明るい」内容の前編とは違って「暗い」内容の本編はその淡々さがやけにリアルさを増幅させて、無音のエンドロールを観ながら何だか「どよーん」としてしまいましたよ。いやあ、なかなか「重い」作品でした。