がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

和歌山・高野山(高野三山)

お休み。で、懸案だった定年祝賀会も終わって久々に「フリー」な休日で、天気も良かったので、約1ヵ月振りの山行に。んで、チョイスしたのはかの有名な高野山でございます。厳密に言うと、摩尼山・楊柳山・転軸山と言う「高野三山」の縦走コース。「高野山」って名前の山は存在していなくて、このような山々を含めた地域の総称なのです。んで、行きはちょっぴり贅沢に南海電車の特急「こうや」に乗って登山口のある「奥の院」に。



でもってさすがに「世界遺産」の高野山だけあって、平日だと言うのに奥の院までのケーブルカーやバスは観光客でいっぱい。「こりゃあこの調子だとハイカーさんもいっぱいで、久々に賑やかな登山道なのかなあ…」と思いつつ、こんな感じで観光客で賑わう奥の院を一歩外れて登山道に来てみれば…



途端に人の姿が見えなくなりました(笑)よ。「まあこのクソ暑い平日にわざわざ山登りする人も少ないわなあ…」と、変な納得をしつつ、約1ヵ月振りの山行開始っす。まずはコース最初のピーク、摩尼山へと向かいます。



こんな感じの登山道。さすがに昔からある高野三山の登山道だけあって、良く踏まれていておまけに広くて快適な登山道です。で、そんな登山道を迷う事無くガシガシと登ります。約1ヵ月振りの坂道が微妙に辛いながらもその反面、登り切った時の爽快感もまた久し振りの感覚でありますよ。



んで、小一時間で最初のピーク、摩尼山頂に到着。標高は1,004メートル。でまあこんな感じで眺望は全く無い山頂ですので、小休止の後すぐさま次の楊柳山へと。



で、よく踏まれた尾根道を進むと次なるピークの楊柳山頂に到着。標高は三山の中で最高の1,008メートル…ってまあ、先の摩尼山とはたった4メートルの差ですけど。でまあ、こちらの楊柳山頂も相変わらず眺望はありませんが、こちらの山頂はこんな感じの広場に。んで、ここで買ってきたおにぎりを食べてつかの間の昼食休憩を。でも腰を下ろしているとすぐさまあのイヤなブヨが寄ってくるので、落ち着いて休憩する事も出来ないから早々と行動再開。最後の転軸山へと向かいます。



そしてその後も順調(?)に登山道を進んで最後の転軸山頂に到着。標高は915メートル。そう言えばこの転軸山までの道すがらにて初めて人に出会いました。でも服装は作業服。ハイカーさんでは無くて、仕事で何かの点検にでも来られたのでしょうか。んで、そのお方も「人」に出会うのがよほど珍しかったのでしょうか、登山道の反対側から来る私の姿を見た時、思わず『うわっ』と声をあげたのでありました。いやーそんなに驚かなくてもねえ。


まあそれはともかく、最後の転軸山もこんな感じで眺望の無い山頂でしたので、早々に下山開始。30分程度で出発地点の奥の院に無事帰還して本日の山行は終了。んで、山行中は誰も人がいなかったのに、下山すれば観光客がわんさかと。そのギャップが何とも変な感じでしたよ。