がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

バーチャル山登り(劔岳 撮影の記)

お休み。でも天気はあまり良くないし晩には飲み会の予定もあるので、恒例の山行はしないでその代わりに見てみたかったこの「劔岳 撮影の記」を鑑賞するためにお昼前の11時頃、家を出て梅田の映画館に。んで、何故いつもなら映画館での映画鑑賞はそのほとんどが「仕事帰りにレイトショーで」なのに、わざわざ休日の昼間に通常料金で観に行ったのか?と申しますればはい、この作品、関西じゃあこの映画館だけの上映でしかも1日1回昼間のみ…と言うなんともレアな作品なのであります。だから当然この作品を観ようと思えば、休みの日か仕事をサボるか(笑)しないと観られない訳なのでありました。でまあそんなこんなでその映画館に。平日の昼間ですけど流石「1日1回限定」だからなのでしょうか、予想以上の観客数。とは言ってもまあ60%程度の入り具合なのですけど。でもって案の定、観客の年齢層は高い(笑)っす。


でまあこの映画、あの『劔岳 点の記』の制作ドキュメンタリーなのであります。だから映画作品と言うよりはTVのドキュメント番組を映画館のスクリーンで観ているような感じ。でもその劔岳や立山連峰の姿を映画館のスクリーンで観ると…相変わらず圧倒されて感動してしまうのでありました。おまけにこのドキュメントを見て知ったのでありますが、以前この時の山行(→2009-09-07 - がんぶろ)で登った劔御前や別山でも撮影を行っていたみたいで、記憶のある風景が次々に登場してなんだか妙に懐かしい気分。でもってそれと共に「ああ、また登って劔岳を愛でたいなあ…」などと思ったりしたのでありました。あと、今まで山とはほぼ無縁だった(と思われる)浅野忠信氏や香川照之氏と言った役者陣が撮影が進むにつれどんどん「山屋」化していくのが、何だか今じゃあすっかり登山にハマってしまった自分にシンクロさせて、妙に微笑ましく感じたのでありました。


…ってな感じの作品っす。登山好きさんだけが楽しめるめっちゃマニアな映画っすね。あいすみませぬ。