がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

兵庫・石楠花山

今年最後のお休みです。でまあ「山行」はどうしようかなあ…と思いつつ、昨年も同じく12月30日が今年最後の休日で「2008年の登りおさめ!」とか言いながら須磨アルプスに登ったんだっけなあ…ってな記憶があったので、じゃあ今年も(笑)って事で、2009年登りおさめの山行に。んで、チョイスしたのはまたまた短時間、低運賃でアクセスできる六甲の「石楠花山」に決定したのでありました。でもって早速、以前登った長峰山と同じ起点の新神戸駅へと向かったのでありました。…ところが電車に乗って三宮駅に到着する直前で悲しい事実が判明。何と、いつも帯同する例のガイド本、その紹介ルートのページをコピーして帯同しているのですが、コピーまでしておきながらそれをプリンタのトレーに置き去りにしたまま家を出てしまっていた事に気付いたのであります。あいやー、すっかり忘れてた。アレが無いとルートや目標物もわからないから、中止して帰ろうか…とも思いつつ、いいや、六甲はかなり登山道が整備されていて道標も至る所にあるからガイド本が無くても大丈夫かも…と思い始めた結果、「六甲登山道の整備力」を信じてガイド本無しで臨んでみる事にしたのでありました。



んで到着後、ハイキングコースの案内板をじーっと見つめて情報をインプット。途中までは以前の長峰山登山時のルートを再訪する格好。とりあえずは懐かしの「トゥエンティクロス」に辿り着くのを目指します。で、まずはこの「布引の滝」へと。前と変わらぬ美しいお姿でありました…って当たり前か。



でもってお次は布引ダムからこの布引貯水池に。こちらも相変わらず落ち着いたエエ感じの雰囲気でしたよ。そして道なりに迷うこと無く貯水池から市ヶ原方面に。



んで、前回通った時もかなり気になっていたものの山行には関係ないや!と思って採り上げませんでしたけど、今回改めてご紹介を。市ヶ原付近には何故かこんな「施設」(?)があるのです。「投輪連盟」だそうです。ウェブで調べてみるとそこそこ有名?…ってな感じの知名度でした。



でもって道標と過去の記憶に従って登山道を進むとおお、出て来ましたよ「トゥエンティクロス」が。無事にトゥエンティクロス入り達成でございます。でもって懐かしの「設置された飛び石を伝っての渡渉」をしながら進みます。



でもってそのトゥエンティクロスをしばらく進むと遂に!(笑)目指す「石楠花山」を示す道標が。当然、道標に従ってトゥエンティクロスに別れを告げて徳川道へと進みます。



徳川道から石楠花山に向かう分岐にもこのようにしっかりと道標が。もう至れり尽くせりっす。んで、その後も次々に現れる石楠花山への道標に従って登山道をガシガシと登るだけなのでありました。ガイド本は不要。いやあ、「六甲登山道の整備力」は流石っすねえ。



道迷いの心配も吹っ飛んだので、途中の鉄塔下にて久し振りに「真下から鉄塔見上げ写真」の撮影をば。相変わらず面白い画になりますよ。



てな事をしながらその後もしっかりと現れる石楠花山への道標に従って登ると、とうとうガイド本の写真で観た記憶のある石楠花山の山頂広場に到着っす。



広場にある展望台に登って見える眺望はこんな感じ。微妙に曇っていますけど六甲の山々から神戸方面を一望に。なかなかの眺望っす。ただ不思議なのは、山頂を示す道標とか手作りで『石楠花山 652m』なんて感じの山頂印(?)みたいなのがこの山頂広場には一切見当たらないのです。何でだろうなあ…などと思いながら暫時休憩の後、ゴール地点の神戸電鉄花山駅がある北方向へと下山を開始したのでありました。そしたらすぐに「石楠花山→」と書かれた小さな手書きの標識が木の枝にくくり付けられているのを発見。そしてその矢印の先にはもう一段高い場所へと向かう細い踏み跡が。「はて?これは一体どういう事なのだろう?さっきの山頂広場は山頂じゃ無いの?もしかしてこの手作り標識が嘘だったりして?」…などと少々不信感を抱きつつもとりあえずその細い踏み跡に取り付いて登ってみれば…



このように三角点のある「本当の石楠花山山頂」に辿り着きました。いやあ、危うく見逃すところでしたよ。ま、眺望の無いヤブに囲まれた小高い丘みたいな場所で、山頂っぽく無いのですけど。んで、その「本当の石楠花山山頂」を無事に確認した後は、元の道に戻って順調に道標に従いつつ下山。灰ヶ谷と言う少しワイルドな登山道にて無事に下山。神戸電鉄の花山駅と谷上駅の中間地点に下山したので谷上駅から電車に乗って無事に帰宅したのでありました。ってな山行にて「2009年の登りおさめ」をしたのでありました。