がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

ロイ・ハーグローヴ


ふと、当時「理想のラッパ吹き」として熱狂及び崇拝(大袈裟!)していた、1990〜1994年あたりのロイ・ハーグローヴ(tp)さんのバンドの映像とか無いかなあ…と思って「You Tube」を漁ってみたら、ロイ・ハーグローヴさん関係の映像がわんさかと。んで、あれこれと観てみたのですが、その中でも特にエエなあと思ったのがこの映像でありました。どうやら『Legends Of Jazz With Ramsey Lewis』とか言うアメリカで放送された特別番組の映像みたい。スタンダード曲の「Invitation」を早めのテンポでやってるんですけど、いやあ、カッコ良いんですわ、コレが。ついでに画像も音もめっちゃキレイ。でこのロイ・ハーグローヴさん、私が熱狂していた1994年頃までは楽器はバックを使っていて、ヤンチャでパリっとした「エエ音」で吹いていたのですが、その後スイスの「インダービネン」と言うところのラッパに変えてから何だか「モサっとしていておまけに軽い」ような音になってしまってどうも好きになれず、おまけに音楽の方向も「どジャズ」方面から外れて行ってしまったので、それ以降このロイ・ハーグローヴさんをあまり聴かなくなってしまったのでありました。


で、久々に対面した最近(と言っても2005〜6年頃みたい)のロイさんの演奏でありますが、楽器は相変わらず「インダービネン」みたいですけど、熱狂していたあの頃の「ヤンチャでパリっとした」音に戻っているような感じがして、めっちゃかっくいーのでありました。ちょっと最近の作品も聴いてみたくなりましたよ。ビッグバンドのやつとか。まだまだこれからもかっくいー事をやってもらって、「熱狂」させてほしいものです。


ついでにその「熱狂」していた1994年当時の映像もありました。コレ(↓)っす。



このロイさんと『とにおさん』と呼んでいたアントニオ・ハート(as)さんの2管に、マーク・キャリー(p)、ロドニー・ウィテッカー(b)、グレッグ・ハッチンソン(ds)のこのクインテット、やっぱりかっくいーっすわあ、今観ても。