がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

にわか『奏ちゃん』ファン

本日は大学ジャズ研の後輩、greentea嬢が名古屋をご訪問って事で、会う予定に。んで、彼女が来名した理由ってのが、

名古屋の「宗次ホール」で本日開催の、この若手クラシックギタリストの『奏ちゃん』(greentea嬢の呼び方を拝借(笑)しました。)こと、村治奏一さんのリサイタルを鑑賞するためなのでした。でもって、話の流れでその方面にはさっぱり門外漢なこの私もそのコンサートを鑑賞する事に。まあ、平日昼間のリーズナブルなリサイタルで2,000円と言う料金だし、その日は特に予定も無いし、それにちょっと面白そう…と、門外漢ならではのお気楽思考で「そのリサイタルに一緒に行く」事にして、その旨を彼女にお伝えしたところ、わざわざホールに電話してチケットを取ってくれました。こちとら「当日に窓口で券を買う」つもりだったのでびっくり。どうやらそんなに「甘いモンじゃあ無い」程の人気みたい。いやあ…申し訳ないっす。そして前日にウェブ界隈にて村治奏一さんに関する予備知識をこんなトコロ→これがギター1本でメシを食ってきた男の生き様、プロギタリスト・村治奏一にインタビュー - GIGAZINEなどで学習。うわ、スゲー。ちょっと期待が高まったのでありました。
んで当日。朝10時に待ち合わせして、まずは形ばかりの「名古屋観光案内」を。東京や大阪にも進出してもはや名古屋名物でも無くなった「コメダ珈琲」でお茶した後、雨降って視界が悪い中、名古屋テレビ塔にご案内…と言う、お得意の「やっつけ」(笑)な観光案内をこなした後にいざ、会場の「宗次ホール」へと。開場1時間前に現地入りして臨戦態勢をばっちり整えるのでありました。んで、会場に行ってみるとやっぱりチケットは完売で当日券はありませんでした。おお、危ない。ところで今回のこのリサイタル、「宗次ホール」が平日昼間に開催する『スイーツタイムコンサート』と言う企画で、指定席の無い全席自由のコンサート。つまりは中央最前列の良い席も「早いモン勝ち」なのであります。んで、実は内心ちょっと早過ぎるんじゃないか(笑)と思っていた「開場1時間前に現地入り」が功を奏して、その中央最前列の席を確保。310席の小さなホールなので、ステージはもう目の前。てな感じのまさに「かぶりつき」(笑)な状況にて、初『奏ちゃん』体験(笑)のスタートでありました。
…いやあ、めっちゃスゲーっす。当たり前ですけどめっちゃギター上手い。めっちゃ音キレイ。…と、めっちゃ「超初心者」的感想しか出て来なくてスンマセン。おまけにそんな素晴らしい演奏を中央最前列の席で「かぶりつき」で聴いているので、演奏の微妙なニュアンスも手に取るように伝わって来てもう…とにかくめっちゃ良かったっす。んでそんな状況で、休憩を入れた2部構成にてアンコールを含めて全15曲、「村治奏一ワールド」を満喫させていただいたのでありました。いやあ、素晴らしいギタリストさんです。そりゃあ平日昼間のコンサートでも満席になるわなあ…と、改めて納得です。あとついでですけど、ジョビンの「フェリシダージ」とか、クラシック系じゃ無い曲の際、思わず「イエー」と言いそうになってしまう私は、やっぱジャズで育った人間やなあ…(笑)と思ってしまいました。
ってな感じで約2時間のコンサートを満喫して、すっかりにわか『奏ちゃん』ファンなった後、同じく大満足のgreentea嬢を名古屋駅までお送りした後は簿記の講義に出席(笑)して帰宅。でも案の定、コンサートの余韻醒めやらぬ私はついつい帰宅後にこの、
ヴァーチュオーゾ

ヴァーチュオーゾ

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ジョー・パス(g)の代表作、全編ソロ・ギターの「バーチュオーゾ」を聴いたのでありました。…いえ、村治奏一さんのCDは持ってないけどどーしても「ソロのギター作品」が聴きたかったモノで。いやはや、相変わらず影響されやすい小市民っ振りを露呈しておりまする。