がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

すんなりと聴けました

クリムゾン・キングの宮殿

クリムゾン・キングの宮殿


先日ふと「そう言えば、キング・クリムゾンの『クリムゾン・キングの宮殿』って、あのインパクトのあるアルバムジャケットはよーく知ってるし、ネタで使った事もあるけど、その作品を聴いた事、無いよなあ…」と思ったらちょっと聴いてみたくなったのですが、いやーでもアレって通称「プログレ」とか言う「プログレッシヴ・ロック」って、なんだかギャンギャンドカドカ(笑)やってそうなヤツの代表作なんだよなあ、そんなんを興味本位で聴くのに出費するのもなあ、でもやっぱりちょっと聴いてみたいなあ、んなら安価なiTunesでポチろっかなあ、昔の作品だから多分1,000円以下だろうしまあそれくらいなら…と実に勝手な想像にて相変わらずの長〜い思考回路を経て購入決定の後、いざiTunesにて検索!してみたのですが、あれ?無い。ああそうっすか…って事であえなく断念。がしかしやっぱり気が収まらない(笑)ので、ふらりと立ち寄ったCDショップでこのアルバムを探してみたらまあ、高音質だの、限定盤だのと同じアルバムで実に様々な価格帯のモノが並ぶ中、この1,980円と言う「まあ許せるお値段」のヤツがあったのでえいやーっと購入。いざ、そのギャンギャンドカドカポポポポ〜ン!(笑)なイメージの「プログレ」を初体験してみたのでした。


うわあ、…フツーすんなりと聴けるわ(笑)ってのが聴き通してみた後の感想でした。まあ数カ所「アナザーワールドに行ってます」的部分もあるけど、イメージしてた「ギャンギャンドカドカポポポポ〜ン(笑)さ具合」なんて今まで聴いて来た「フリージャズ及びその周辺の音楽」に比べるとおとなしいのなんのって。こんな時に毎回引き合いに出してしまって申し訳ないっすけど、

アセンション

アセンション


このコルトレーンの『アセンション』を「ポポポポ〜ン!」だとすれば、「ポポ〜ン!」程度のおとなしさでありました…ってタイムリーでキャッチーでウケ狙い丸出しな例え、あいすみませぬ。


とまあ、そんな感じの初プログレ、初キンクリでありましたけど、結構カッコ良かったですなあ。ちなみにコレ、1969年の作品って事で、40年以上も前の音楽なんですよねえ。それを今聴いてもカッコ良いのですからいやあ、スゲーっすなあ。までも今までの「ジャズ経験歴」があるからそんな事が言えるのかも…などとも思ってみたり。