がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

その古い感じ

スリー・ブラインド・マイス

スリー・ブラインド・マイス


昨日ひょっこり出て来たカセットテープのB面に録音されていた「昔やってたバンドの、ジャズ研内の発表会みたいな状況での演奏風景」ってのがなかなか『刺激的』と言いますか、「あちゃー…」と思うところもあれば「おお!結構イケてるかも…」などと思うところもあって、手前味噌ながらなかなか面白いのであります。んで、その中で、この3管メッセンジャーズの名盤「Three Blind Mice」中の『That Old Feeling』をそのまま(アドリブ除く)忠実にコピーしてやっておりまして、コレが結構エエ感じでびっくりだったのでした。何か「おっ!結構エエ感じでやってんやん、俺ら(笑)」などと思ったり。までもコレ、ピアノをフーチュアしたアレンジなんで、私はテーマ部分で「裏打ち」してるだけ(笑)なのでした。エエ感じなのはピアノ以下リズム・セクションですが。でもって恐らく、記憶を辿ればそのエエ感じのピアノは、現在京都を中心にプロとして活躍するこの人(→笹井真紀子のインプロバイジング デイズ)だと思うので、そりゃまあ上手い訳なのですケド。


んで不意に、その本家本元を聴きたくなったので持っているレコードを…と思いつつ「あ、多分こんな名盤なら間違い無く『1,000円ジャズ』のラインナップに入っている筈だから、CDを買ってしまおうかなあ…」と思って本日、タワレコさんに立ち寄ったら予想通り「JAZZ名盤999」に入っていて999円!って事でお買い上げ。めっちゃ久々に聴いてみました。でまずはお目当ての『That Old Feeling』を。いやあ、改めて久々に聴きましたけど、カッコ良いアレンジですなあ、コレ。そしてここでは主役のシダー・ウォルトン(p)…何か地味にエエですよね、この人のピアノって。そして他の曲もこれまた久々に一通り聴いてみました。いやあ、「流石の名盤」ってところですけど…同じ「3管メッセンジャーズ」作品の中では『Caravan』や『Ugetsu』に比べると少し「もっさり」としているような、そんな気がしましたかな。だから先の2作品に比べると、余り聴いていなかったのかなあ…などと思ったり。


…とまあ、そんな「昔の事」に刺激を受けて、俺もまた「復帰」したいなあ、がんばってみよ!…と思ってラッパの練習をするここ数日でございます。このモチベーションを継続せねば。