がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

「ジャズ」とは言い難いけど…

What's It All About

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ちょっと「最近のジャズ」が聴きたくなったので、タワレコさんであれこれと物色すれども特にピンと来るモノが見当たらないなあ…と思っていたらこのパット・メセニーの最新作が目に留まりました。ちょっと気になって内容をチェックしてみると、「バリトンギター」なるギターを主に使ったソロ・ギター作品で、あのサイモン&ガーファンクルの『サウンド・オブ・サイレンス』等と言ったポピュラーの名曲をカヴァーした作品…って事で、何だか「怪しげな雰囲気」を本能的に感じた(笑)のでありますが、何と言ってもあのメセニーですのでちょっと気になったし、おまけに値段が特別セールで少し安かった(笑)のでえいやーっと購入、早速聴いてみました。


…うーむ、かの「パット・メセニー」なので少し期待したのですけど、クレジット通りの「ポピュラーな楽曲をアコースティックギター1本で叙情的につま弾く」作品でありまして、ちょっと「ジャズ」とは言い難い感じ。雑に言えば「無印良品の店内で流すとそれっぽい感じ」な作品(笑)でした。ちょっと期待外れでしたかなあ。などと言いつつも、雨上がりの外の風景を観ながら聴いていると何とも心地良いエエ感じになって来たりして…何とも不思議な感覚になる作品っす。さすがにパット・メセニーだけの事はあるなあ(?)ってトコロでしょうか。