がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

人生初沖縄3日目

そろそろ「沖縄夜時間」に順応しながらも朝はしっかりと8時前にスッキリ覚醒して「中年力」を遺憾なく発揮(笑)してスタートな人生初沖縄3日目っす。んで本日は、だーたー隊長(as)が午前中の飛行機でお帰りのため、実質的には昨晩午前3時過ぎの解散の時点でさようならでありまして、おまけに唯一の居残り人、きしどん(b)も日中は所用で別行動…って事でハイ、本日の日中は「ひとり行動の日」なのでありました。って事で実は昨晩、『プロデューサーきしどん』(笑)より「モノレールで行ける範囲でオススメのスポット」を幾つか教えてもらい、本日はそのスポットを中心に巡る事に。って事で本日は、今までとは違った、「紀行」ってタグにに相応しい(?)、「人生初沖縄の旅紀行」でございます。んで、まずはお得意の「めっちゃベタな観光スポット巡り」って事で、首里城に行ってみました。モノレールの終点「首里駅」から徒歩で行けます。わーい。んで、首里駅を降り立ってみれば…うー、めっちゃ暑い。本日モ快晴ナリな灼熱の亜熱帯気候で、不意にこれから先が思いやられたのでした。

んでその前に、コチラは首里城の手前にある「沖縄県立芸術大学」の校舎であります。実はコレもきしどん事前情報で「建物がカッコエエ」と聞いていたのでじっくりと観察させていただいたのでした。いやあ、なんかカッコエエっすねえ。

んで、首里城公園への坂道を登った先にはハイ、かの有名な「守礼門」が。おお、今じゃあすっかり見なくなった「二千円札」のデザインにもなっているヤツですよ。…と言いながらこの「守礼門」、首里城の「有料観覧エリア」内じゃあ無くてその手前にあって、誰でも無料で観る事が出来るのでした。…いやあ、そんな「フランクさ」(?)に、妙に好感が持てました(笑)なあ。

んで、「正殿」の方面へと足を進めると眼下にはこんな光景が。沖縄らしいエエ景色にしばし足を止めてしまいました。そしてお次ぎは「有料エリア」である正殿へ。観覧料金は大人800円でした。

ハイ、これがその復元された「正殿」っす。…いやあ、めっちゃ『新築』な雰囲気(笑)で、思わず心の中で笑ってしまいました。でもパンフレットによると、復元されたのは1992年って事なので、もうすぐ築20年なんだなあ…と、しょうもない事を考えながら正殿内部や展示物を見学。展示品のある建物は冷房が効いていたので、ここぞとばかりにがっつりと見学して涼んだのでした。

ひとしきり「有料エリア」を見学した後に外で出会ったハイビスカスが綺麗だったので記念撮影。なかなか「沖縄っぽい」写真が撮れました。

公園の玄関口、「首里城公園レストセンター」の手前にあるシーサーです。何だかやけに「キリッ!」としているのが印象的だったので記念撮影をば。んでその後、レストセンターで再度涼んでから首里城公園を後に。そしたら目の前に「世界遺産 玉陵 100m」って標識が。って事で、世界遺産って肩書きに釣られて(笑)、その「玉陵」に行ってみる事に。


はい、これがその「玉陵」でありました。正確な読み方は「たまうどぅん」だそうです。琉球の王様のお墓だそうです。でまあ、その「たまうどぅん」って読み方がちょっと「釜玉うどん」っぽいなあ…などと、相変わらずしょーもない事を思い付きながら観て来ました。観覧料金300円。

首里駅に戻る道すがらにて発見。後で調べたら「イーヌモウ」と読むそうです。「上のほうにある原っぱ(=毛)」って意味の地名だそうです。でもこの時はそんな意味など知っている筈も無く、この文字面に「微エロ」(笑)を感じて、記念撮影してしまいました。あいすみませぬ。
そして首里駅から牧志駅へと舞い戻って、お次ぎは昨日行った「牧志第一公設市場」周辺に広がる「エエ感じのスポット」巡りへと。まずは「壺屋焼物博物館」にレッツゴー。

で、日曜日で歩行者天国になって人が溢れる「国際通り」から奥に入ってその「壺屋焼物博物館」に到着。今までの人の流れが急に途絶えて、ひっそりとした静かな雰囲気になって、この博物館にも余り人は入っていなさそう。ちょっと不安になりましたけど。折角なので入ってみる事に。鑑賞料金は300円也。

んで、そんな感じで恐る恐る入ってみると、案の定、館内も人の気配はまばら。一瞬、ありゃー失敗か?と思いましたけど。これがまた予感に反して面白かったっす。まあ、自分が「焼き物好き」だってのもありますけど、15分程度の壺屋界隈の紹介ムービーも面白かったし、こんなエエ感じの焼き物やシーサーもたくさん展示されていて、なかなかの満足度でした。
んで、その後は怒濤の「歩け歩け大会」状態(笑)に。まずはこの博物館のある「壺屋やちむん通り」を散策して、ついでにエエ感じのシーサーの置物をセルフ土産として買おう!と不意に思い付きまして、焼き物店が点在するその通りを、エエ感じのシーサーを求めて数度往復…したものの、お店の敷居が高い(=売っているモノが高額な)気がして、結局店に入る事無く断念。ただ単に「壺屋やちむん通り」を2往復しただけのお仕事でした。そしてその後も教えてもらっていた「エエ感じの雰囲気の通り」を求めて、時には微妙に道に迷いつつあちこちを彷徨。

こんな感じの「沖縄らしい」(?)路地にも出会いました。

「浮島通り」(だったかな?)を散策していた時に出会った風景。何かのお祭りなのかな?ちょっとアジアンな雰囲気で、エエ感じでした。

ってな感じで事前に教えてもらったスポットを、灼熱の亜熱帯気候の中、力の限り3時間程歩き倒して(笑)、ちょっとヘロヘロになって来たので、一旦宿に戻って休憩する事に。んで、疲れた身体がふと「甘いモノ」を欲したので、「沖縄スウィーツ」を買い求めてみる事にしました。で、「市場本通り」にある「松原屋製菓」さんでサーターアンダーキーとぽーぽー(棒状のヤツ)を買い求め、帰り道のコンビニで「さんぴん茶」(沖縄に居てる間にすっかりこの沖縄名物のお茶のファンになりました。)を買うついでにたまたま見つけた、沖縄名物のアイスクリーム『ブルーシール』のカップアイスがあったので買い求め。宿に帰って早速食べてみました。いやあ、美味い。特に「松原屋製菓」さんのサーターアンダーキーとぽーぽーがめっちゃ美味かったっす。
で、宿にて沖縄スウィーツに舌鼓を打ちつつ暫時休憩していたら、きしどんから「晩の招集命令」(笑)が。今晩は栄町にあるお店できしどんのご友人のライヴがあるのでそれを観に行く…って事で、最寄り駅の安里駅に集合。これまたなかなかエエ感じな栄町地区にある『さわでぃー』というお店へ。飲み物はキャッシュオンデリバリー、食べ物は持ち込みOK、もしくは隣の居酒屋から出前と言う、イカしたお店(笑)でございました。

んで、そのライヴ風景。これまたきしどんからいただいた写真を使わせてもらいました。んでそのきしどんの「おともだち」ってのが、KINOさん(vo)と波平さん(g、向かって右側)でありまして、今日はKINOさんと知念さん(g、向かって左側)のデュオがメインで、ラストの数曲に波平さんが入る…ってパターン。んでコレが…予想外にめっちゃ良かったのでありました。皆さんめっちゃ上手くてカッコエエ。とりわけ個人的には波平さんのギターがめっちゃ「琴線に触れた」のでありまして、ほぼKO状態(笑)でした。いえ、スタイル的にはジャズじゃあ無くてブルース?プログレ?なんですけど、なんか、音楽ジャンルを超えてめっちゃエエ感じでもう…シビれましたな。で、知念さんもめっちゃ上手い。聴いててふとジョー・パス(g)を思い出しました。…かと思えばかのフォークの奇才(?)「高田渡」を弾き語りしたりで、そんなギャップ萌え(?)なギタリストさんでいやあ、多芸だなあと感動しつつ、そしてヴォーカルのKINOさんもこれまためっちゃ上手くて、スタンダード・ジャズから沖縄民謡までじっくりと聴かせていただきました。んでそのKINOさんが、あの首里フジコ(vo)さんの妹さんだと知ってこれまたびっくり。うわあ、どおりで上手い筈だよなあ…などと思ったり。で、何かですねえ、昨日一昨日とジャズメインですけど「沖縄の音楽」に触れさせていただいたのですが、今晩の演奏が一番「沖縄音楽の底力を感じたライヴ」みたいな、そんな印象でした。大袈裟かもしれませんけど。
ってな感じで「エエ音楽」を泡盛片手に堪能しているうちに、あっという間にライヴは終了。でもって沖縄最終の夜は今までで一番早い(笑)午前0時付近にて解散したのでした。って事で、バンドの皆さん、そして今日も「お客」として駆け付けて下さったkamanta(p)さん、さらには明日は10時30分発の飛行機に乗るのでここでお別れなプロデューサー・キシに別れを告げて宿へと帰還。こうして「人生初沖縄」のラストナイトは終演したのでした。いやあ、最後にエエモン聴かせていただきました。