で、フルバン初ワンマンライヴの翌日、神戸の元町で爆音ジャズをチャージして戻った後、その晩は、名古屋は金山にあるライヴハウス「Mr.Kenny's」さんへ。
と言うのも、かの北川潔(b)師匠より、「24日に名古屋で井上智(g)さんとデュオでライブするから、よかったら来てね。」との情報をいただいていたからなのでした。で、「井上智さんとのデュオ」と言えば、
この作品「Live at Smoke」の、10年以上振りのリユニオン！って事で、当然、聴きに行くのでございます。
んで、ライヴ開始時間が20時からって事で、その30分前頃にお店の最寄駅に降り立ち、トコトコとお店の方面に歩いていると、見覚えのある坊主頭の人がこっちに向かって歩いて来たなあ…と思ったら、北川師匠（笑）でした。
実はン十年前、北川師匠がN.Y.へ旅立ってから1年程経過した頃、ジャズ研の同期2人で卒業旅行でN.Y.へ行き、当時はインターネット等は、まだまだ普及していない頃で、当然自分らが卒業旅行でN.Y.へ行く事は伝えておらず、2人でN.Y.ブルーノートがある付近を「北川さん、何してるんやろなー…」などと話しながら歩いていたら、見覚えのある東洋人が、スーパーのレジ袋を両手に持って、向こうも怪訝そうにコッチを観ながら近付いて来たら…なんと、当時、和食レストランでバイトをしてた北川師匠で、まさに「運命的な再会」をした事がありまして…なんか、似たようなシチュエーション（笑）で、ついつい、その事を思い出してしまいました。
閑話休題。
んで、道で偶然バッタリ出会った北川師匠と共にお店へ。そして、わざわざ見知らぬ2人組のお客さんと「相席」させてもらい、2列目の席で、がっつり砂かぶりで聴かさせていただきました。
目の前でこんな感じでじっくりと。ちなみにコチラの画像は、フェイスブックにUPされていたどなたかの画像を勝手に拝借させていただきました。すみません、ありがたく使用させていただきました。
いやあ、やっぱり北川師匠はスゲーっす。そして井上智さんもスゴかったっす。ラッパの自分ですら、感動しきりなスキルとグルーヴ。圧巻でありました。
そして、相席した2人組を含め、周囲のお客さんはベースをやっていると思しき、大学生程度の年代の方々で、そんな人たちが、北川師匠のプレイを見聞きして、驚嘆のため息をついていて、そんな「喘ぎ」（笑）が周囲で次々に沸き起こるのを耳にしながら、「いやあ、そんなに偉大なベーシストと、俺は長年のお知り合いなんだなあ…」と思いつつ、改めて、北川師匠のスゴさを実感しつつ、一方、休憩時間にわざわざ話に来てくれて、他愛も無い昔話や近況報告を、笑いながら話してくれる、そんなフレンドリーさに感謝しつつ、3時間少々のライヴを過ごさせていただきました。
いやあ、今日は結構、「すしざんまい」ならぬ「ジャズざんまい」な1日で、よろしゅうございました。
