がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

未踏の地補完の旅1日目:高知-松山編〜台風5号を添えて

2泊3日の旅2日目。

で、大阪市のほぼ中心部に位置する東横インにて6時に起床。

そして恐る恐るTVのスイッチを入れてNHKのニュースを観てみると…予報通りに台風5号はこれから向かう予定の高知県のある四国へと接近していました。

あーこれはちょっと万事休すか…と思いつつも、とりあえず、高速バス乗り場に行って観なければまだわからないので、高速バスの発車時刻がJR大阪駅バスセンター7時50分発なので、7時過ぎにチェックアウトして大阪駅バスターミナルへ。

んで、恐る恐る掲示板を確認してみると…なんと、運行予定になっていたのでした。ちなみに、同じく四国は徳島行きの高速バスは「運休」の表示が。おお、ラッキーと言う事で、ラッパを駅のコインロッカーに預けて身軽になってから高速バス乗り場へ。

そして発車時刻が近づいて乗車の際、運転手さんに状況を聞いてみると、「台風の状況によっては大幅に到着時間が遅れたり、最悪の場合は到着できずに引き返す事もありうる」と言われ、おお、なかなかスリリングやなあとか思いつつも、私を含めた数名を乗せて定刻通りにバスは出発。

と、やっぱり台風接近中満載な空模様で、風が強くて雨も横殴りで、車窓の外の人々は風が強くて傘がさせないような状況の中、バスは梅田を出てから難波、神戸三宮のバスターミナルへ立ち寄って、客を乗せつつ西へ。

そして、神戸三宮のバスターミナルを出て少ししてから、運転手さんからアナウンスが。曰く、

当初通る予定だった瀬戸大橋が台風の影響で通行止になったので、ルートを変更して明石海峡大橋を渡って淡路島へと入り、淡路島から大鳴門橋を渡って四国は徳島県に入る。ただし、今のところ大鳴門橋は通行止にはなっていないが、この先もし大鳴門橋が通行止になったら、四国へと渡るルートがなくなるので、その場合は引き返す事になる。

との事で、おお、これまたさらにスリリングな…と思いつつも、もうここまで来たら運転手さんとバス会社にオマカセやなあ、なんとか突破してもらいたいなあ…と思いつつ、祈るように外を眺めながらバス(と台風5号の横風)に揺られていたのでした。

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淡路島のサービスエリアで途中休憩。これがその高速バス「高知エクスプレス号」でございます。画像ではわかりませんが、結構な暴風雨だったりしてました、この時。

んで休憩後、いよいよ懸案の大鳴門橋へと近づいたのですが、なんと…渡れました。通行止になっていませんでした。と言う事で、無事に四国上陸を果たしまして、その後も台風で暴風雨の中を果敢にかき分けて四国を横断し、出発から5時間後、当初の到着予定時刻ほぼきっかりに目的地の高知へと到着したのでした。いやあ、高速バスすげー。お見それいたしました。

で、人生初の高知県上陸でございます。ちなみにその頃にはもう台風5号高知県を通過しておりまして、台風一過とまではいかないまでも、雨風は弱まっていました。

んで、「はりまや橋バスターミナル」で下車しましたので、まずは、

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その「はりまや橋」へ。なんか後から取って付けたかのような橋(失礼)でしたが、これがあの「はりまや橋」なのかーと、初めての高知を実感しつつ。

んでお次は、はりまや橋からも近い「高知城」の観光へと。

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まあまあの高台にあって、天守閣前まで行ってみたら結構エエ運動で、汗だく(笑)になりました。ちなみに天守閣への入場は有料でしたのでパス(笑)しました。

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石垣が格好良かったです、高知城

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土佐藩初代藩主、山内一豊像。実は「地元ゆかりの戦国武将」だったりします。出生がうちの地元で、最終的に土佐藩を与えられて高知城を建てた人ですね。

んで、高知城観光を終えたのが15時手前で、高知駅から高速バスに乗って愛媛の松山へと向かうのが18時20分発なので、まだまだ時間があるって事で、他に高知で観光名所と言えば?と考えてパッと思い浮かんだ場所が、今居るこの場所から路線バスで片道30分程度って事だったので、それならば残り時間で行けるなあ…って事で、

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はい、あの「桂浜」に行きました。

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「桂浜」と言えばこの「坂本龍馬像」でして、これを見たかったのが目的だったのですが、イメージとしてはこの像は海岸にあって、海の方向を向いて建っていると思っていたのですが、実際は海岸から少し離れた高台に建ってました。なので、ちょっとイメージとは違っていて、変な感じだったりしましたなあ。

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でもそれ以上に良かったのが太平洋に面したこの広い浜辺でありまして、いやあ、壮大でしたなあ。日頃海を見ないので、こんな広い海を見たりすると思わず心が踊ってしまいますなあ。加えて、折からの台風5号の影響で波が荒くてワイルドで思わず、


Toei Company, Ltd (東映株式会社), 1994

この「東映」のオープニングを思い出してしまいました。

んで、桂浜のお土産店で土産を買い込んで、16時の路線バスに乗り込んではりまや橋へと舞い戻り、今回是非とも行ってみたかった「場所」へと。それがコチラです。

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はい、高知の老舗ジャズ喫茶「木馬」さんです。フルバンメンバーで高知単身赴任経験のあるかわさきさんにオススメされていまして、絶対行ってみたい!と思っていた…のですが、なななんと、開いていませんでした。定休日ではないみたいなのですが、おかしいなあ…とか思いつつも、でも扉は閉まっているのでやむなく断念しました。うーむ。

んで、愛媛は松山へと向かう高速バスの時間も近づいているので、高知駅方面へ移動。

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高知駅前にはこんなハリボテの坂本龍馬とその仲間たちの像とか、

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こんな顔出し看板とかありまして、坂本龍馬満載で高知っぽかったです。

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んで、コチラの「高知駅バスターミナル」にて、人生初の高知とは別れを告げて、お次はこれまた人生初の愛媛は松山へ。2時間半の高速バスの旅でございます。

そして愛媛は松山には、定刻より少し遅れて、21時20分頃に到着。

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夜の松山駅。県庁所在地のJRの駅前は栄えているイメージなのですが、松山はなんかひっそりとしていましたなあ。そう言えば高知もJR高知駅周辺は静かで、そこからちょっと離れたはりまや橋界隈が繁華街でしたなあ。

んで、本日の松山のお宿はてっきりこのJR松山駅の近くなのだと勘違いしていまして、それで高速バスの降車をJR松山駅前にしたのですが、宿があるのが松山駅からは少し離れた繁華街の「大街道」から、これまたちょっとだけ離れた場所にあるホテルでありまして、ちゅう事で「夜の松山」をブラブラと歩いて、今夜のお宿のホテルへと向かう事に。で、グーグルマップにて位置を確認しながらホテル方面へ。

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ホテルへと向かう経路の途中の「目印」にした、愛媛県屈指の高校野球強豪校の「済美高校」っす。俺でも知っている程の有名高校ですので、思わず記念撮影。

で、今夜のお宿のホテルまでが予想外に遠くて、おまけにそのホテルは定宿の「東横イン」ではなくて、松山の東横インはシングルの部屋が満室で取れなかったので、久々に「じゃらん」で1泊5,000円程度の『ホテルNo.1松山』ってトコロにしまして、なので、なんだか名前もビミョーにいかがわしい(笑)し、まあどうせ、一歩間違えたら連れ込み旅館みたいな、古くて粗雑なビジネスホテルなんやろなー、値段も安かったし…とか想像しながら歩く事約40分、ようやくその『ホテルNo.1松山』の前にたどり着いてみたら…

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想像していたのとは全然違った、めっちゃ立派なホテルでありまして、思わず唖然としてしまったのでした。いやー、名前だけで判断したらアキマヘンなあ。

で、時刻は22時を過ぎていましたが、今までまだ何も食べていなかった(笑)ので、ホテルの向かいにあるセブンイレブンにて弁当と今夜の晩酌用の酒を買い込んでからチェックイン。フロントもたいそう立派でありました。がまあ、部屋はいたってフツーなビジネスシングルルームでありました。

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んで、すぐにシャワーを浴びて、コンビニ弁当にて遅めの夕食を。そして一緒に先の桂浜で買い込んだ晩酌用の酒の肴、カツオ三昧な酒の肴にて晩酌。でも今日は朝からずっと動きっぱなして疲れていたのか、すぐに眠くなってしまい、350mlの缶チューハイを飲みつつカツオの角煮を食したのみで、その後、午前0時前に就寝。なので、写っている「バリィさんの寝ざけ」と「鰹ハム」は消化できなかったので、そのまま家へのお土産になりました。

ちゅう感じで、未踏の地補完の旅1日目、高知-松山(半分)編はこれにて終了っす。まあ、台風5号が懸案でしたが、フタを開けてみれば、その台風の影響を受けた時間帯はずーっと高速バスの中で、降り立った時には台風は通過していて、15時過ぎからは晴れて来た程の天候でして、良かったです。