がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

ニューヨークでした

んで、2泊3日の夏季休暇小旅行の〆といたしまして、コレに行って来ました。

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はい、北川潔師匠のトリオっす。フィーチャリングが、かのケニー・バロン(p)御大っす。大阪の「ミスター・ケリーズ」4Daysライブ、コレの2日目1st Setを聴きに行ったのでありました。

ちなみに、会場の「ミスター・ケリーズ」さんが余りにも久し振り過ぎ(笑)で、ちょっと間違えて、四ツ橋筋を南下し過ぎて渡辺橋の手前まで行ってしまいました。

までも、予約時に指定した時間までに無事お店に到着。

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そして19時からライブ開始。店内もほぼ満席。ちなみにこのライブは「入れ替え制」で、1st Setのみの鑑賞時間でありますので、その分しっかりと聴かねば!と、耳の穴をかっぽじいて(的な心構えにて)ライブに臨んだのでした。

と、暗くなった店内の出入り口から御三方が登場。北川師匠とは先日この時、

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 昨年の11月(でももう9ヶ月前か…)以来の再会、そしてケニーバロン御大に至っては

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この時以来ですので、ほぼ6年振りの「生ケニー」(失礼)でございましていやあ、ケニー・バロン御大がピアノの前に座っただけで感動してしまいましたな。

(余談ですが、そのほぼ6年前の名古屋BNでのケニー・バロン・トリオ、きしさいとうの御両人と一緒に行ったんですなあ。今では著名な社会学者のお二人と一緒に聴きに行った事を忘れてまして、今更思い出して少々驚いたりなど。)

閑話休題

んで、おもむろにライブがスタートしたのですが、いやあ、やっぱり違いますなあ、「何か」が。6年前も「さすがホンモノ」とタイトル付けしていますが、今回も同様の感想です。ホンモノですなあ。大阪のミスター・ケリーズがまるでニューヨークでした。やっぱスゲーっすわ、特にケニー・バロン。フレーズの「タメ」っちゅうか、タイム感っちゅうか、それがもう絶妙で、めっちゃくちゃグルーヴしてまして、感動の域でありました。

…ってケニー御大ばかりではなく、もちろん北川師匠も、そして今回初見のマクレンティ・ハンターさんももう素晴らし過ぎて、いやあ、時間が経つのが「瞬間」でしたわ。

あと個人的には、2曲目に北川師匠お気に入りの曲で、それにつられて私も好きになり、さらにはケニーもブラッドレイズでのライブ・レコーディングで採り上げている、ピアノのジェームス・ウィリアムスの曲、「Alter Ego」を演奏してくれたのが嬉しかったですなあ。ちなみにこんな曲です。


Roy Hargrove - Alter Ego (by James Williams)

実はこの曲を初めて知ったのは、このロイハーのアルバムでしたが、その時はピンと来ず、北川師匠がライブで演ったのを聴いて「あ、コレ、ロイハーのアルバムに入ってた曲や!」と気付いて以降、だんだんこの曲が好きになったりしました。あ、また余談書いてしもた。

再び閑話休題

んで、実際には70分程度?なのかな?でも「瞬間」だった1st Setが終わり、少しだけ店内で北川師匠とお話をしてから、入れ替えなのでお客さんがそそくさと席を立って退店し始め、私もそれに従って会計をして店を出たら、店の出入り口横にテーブルが出ていて、そこに出演ミュージシャンの御三方が座っていて、店を出たお客さんがそっちの方に集まっていて、さながら即席の握手会みたいで、なんだか不思議な光景が展開されていたのでした。

んで私も再度、北川師匠の元へと駆け寄り話を聞くと、「店内に居場所が無いのでココに居てる」らしく、かのケニー・バロン御大もいらっしゃって、なんだかちょっとフランクな雰囲気で面白かったです。

ってな状況なので、退店したお客さんが入れ替わり立ち替わりでワンサカしてて、このまま粘っていても話は出来なさそうだし、新幹線乗って帰らないといけないので、北川師匠に挨拶して店を後に。

そしてコインロッカーに預けたラッパを引き取ってから新幹線に乗って、22時30分頃に帰宅して、これにて2泊3日の旅も完全終了したのでありました。