がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

ロイハー追悼

昨日の突然の、

tsubuchan.blog.jp

ロイ・ハーグローヴ氏の訃報を受けまして、私もちょっとロイハーの思い出を振り返ってみました。

まず、ここ最近ほぼ毎年名古屋ブルーノートにやって来るようになったロイハーを欠かさず聴きに行っていたので、その記録をピックアップ。

gan-jazz.hatenablog.com

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 2016年から合計4回、ライブを聴きに行っていました。その感想は、「1勝3敗」で大きく負け越してますな。やっぱりずーっと体調が悪かったんですねえ、ロイハー。

と、ここ最近のロイハーには余り良い印象は無かったのですが、ほぼ同年代のジャズ・トランペッター、ロイ・ハーグローヴの登場は衝撃的で、多大な影響を受けました。特に、今でもフェイバリットなのですが、

Public Eye

Public Eye

 

 この2作目の『パブリック・アイ』、これはよく聴いたなあ。今でもたまに聴いてます。昨日の新幹線車内での追悼アルバムもコレでした。

そして、これはロイハーのリーダー作ではないのですが、サイドメンとして数曲参加している、

イン・アザー・ワーズ

イン・アザー・ワーズ

  • アーティスト: テオドロス・エイブリィ,ルーベン・ロジャース,チャールス・グレイグ,ロイ・ハーグローブ,マーク・シモンズ
  • 出版社/メーカー: MCAビクター
  • 発売日: 1995/01/21
  • メディア: CD
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 この、テオドロス・エイブリー(ts)のアルバムも好きでした。よく聴いてました。

が、トランペットをバックからチェンジして、 

Family

Family

 

 モネットかな?にしたこの作品から、なんかロイハーらしくない音だなあとか思って、だんだん新作を聴かなくなってしまいました。

でも、そんなロイハーに「復帰」させてくれたのが、

Earfood

Earfood

 

 はい、この『Earfood』のCDおよびDVDっす。実はこの作品、リアルタイムではなくて後追いで、2013年頃かな?に聴いたのでした。で、ちょうどその頃「ベルチューニング・システムが付いたトランペット」が欲しかったので、コレきっかけでその仕様になっている、現在の愛機『インダービネンアルファ100』を購入する動機になった作品でもあるのです。なのでこれも思い入れの深い1枚。

と、ロイハーの思い出をつらつらと綴りましたが、ロイ・ハーグローヴと言うラッパ吹きに初めて衝撃を受けたのは、忘れもしない、大学卒業旅行でニューヨークに行った時に聴きに行った、今は無きジャズクラブ『ブラッドレイズ』でのライヴなのです。

その時はニューヨークに4日間滞在してライブを聴きまくった(笑)のですが、たまたまその時にロイハーがブラッドレイズに出演してまして、なので当然聴きに行った訳ですが、その時の生ロイハーがメチャクチャ強烈にカッコ良くて衝撃を受けて、まあ、他に聴きたいライブが無かったからって事もあったのですが、翌日もブラッドレイズにロイハーが出演していたので、2日連続で聴きに行ったのでした。

で、ふと思い出して探してみたら、その時のブラッドレイズで撮った写真がありました。コレっす。

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暗いしブレてるし肝心のロイハー写ってないしで散々な写真(笑)で、これほんまにブラッドレイズか?と、我ながらさすがに心配になって、ブラッドレイズの画像をググったところ、この写真にかろうじて写っている壁のイラスト画が、ググって出てきたブラッドレイズの店内画像に写っているヤツと一致しました!ので、あの時行ったブラッドレイズの写真で間違い無いっす。1991年2月22日っすかあ…いやあ、懐かし過ぎますわ。しみじみ。

と、最後はちょっと話が脱線した感もありますが、謹んでロイ・ハーグローヴ氏のご逝去をお悔やみ申し上げます。RIP Mr. Roy Hargrove、貴方は間違いなく我々の憧れでした。