土曜日は恒例の映画鑑賞。今日は話題のコレを観ました。
新海誠監督の最新作、「天気の子」ですわ。
まあ、そこそこ面白かったです。寝落ちしませんでしたし…って、いつも「寝落ちバロメーター」でジャッジしてますなあ。最近は。
までも、映像も綺麗で、ストーリーも甘酸っぱい青春やなーって内容で、新海誠ワールドな作品で及第点かなあとは思いましたけど、ひとつだけ納得いかんと言うか違和感だった点が。
それは雨の描写。この作品のキーワードとなる「雨」の描写、コレが納得いかんかったんです。
この作品、東京でずーっと雨が降り続けるって設定なのですが、その雨がなんか「爽やか」なんですわ。まあ、猛暑の夏に一瞬降る夕立は爽やかなイメージっすけど、この作品の設定みたく、来る日も来る日もずーっと雨だと、さすがにジメジメとして鬱陶しくて陰鬱なはずなのです。湿気でカビとかも大量発生するとか。
でもこの作品ではそんな長雨のネガティヴ部分は一切無くて、ひたすら爽やかな雨の東京でありまして、なんかソコに違和感を覚えましたなあ。
で、ヤフーの映画レビューをつらつらと眺めていたら、「いろはすのCMみたいだった」と評している方がいて、お、それそれ!と同感してしまったのでした。
長雨でジメジメして不衛生になって食中毒が流行って一部の建造物は湿気の影響で痛んで…みたいな設定とかがあったらもっとリアルだったんですけど。