がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

さすがモノホン

週の始まり月曜日。

ですが今夜は仕事帰りにライブ鑑賞。コレを聴きに行きました。

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じゃーん。ジェレミー・ペルト(tp)さん。2ヶ月ほど前にケニーズさんでこのチラシをいただいてソッコーで予約(笑)しました。ジェレミー・ペルトを日本で、しかも名古屋でナマで聴ける機会なんて滅多に無いですし、多分。

でもちょっと不安?だったのが、このツアーのゲストで多分プロモーター?の井上智(g)さんとジェレミーさん以外のメンバーさんが全員「初見」だって事。

で、その不安を解消すべく初見のメンバーさんのプロフィールをウェブでチェック…と言った事もせずに(笑)当日を迎えたのでした。開演時間の10分前にお店に入るとほぼ満席。まあそりゃそうでしょうねえ。

そして1st Setが始まるとゲストの井上さん抜きでいきなり、

JEREMY PELT, THE ARTIS

JEREMY PELT, THE ARTIS

 

このジェレミーさんの新作の目玉?彫刻家のロダンの作品にインスパイアされて作曲した5つの組曲からスタート。いやあ、てっきり打ち合わせ不要なジャズスタンダード曲を中心に演るもんだと思い込んでいたのが、最新アルバムのオリジナル曲、しかも組曲なんて意欲作の演奏からスタートしたんで、ちょっと度肝を抜かれましたかな。

しかも懸案だった初見のメンバーさん、コレがまた全員めっちゃゴリゴリに上手くてカッコ良い。チェックしてみるとこの新作に参加している、ニューヨークでもバリバリで活躍している若手ミュージシャンでありました。いやあ、やっぱ「モノホン」ですな。ニューヨークのライブハウスに居るみたいな気分になりました、演奏聴いてたら。失礼ながら女性ヴィブラフォン奏者のチェン・チェン・ルーさんとかは、チラシを見た時は「華を添えるために連れてきたメンバー」みたいな推測をしていたのですが、実際はゴリゴリでアグレッシヴな演奏でめっちゃカッコ良かったです。

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そして初めて生で聴くペルトさんもやっぱカッコ良かったなあ。そういや昔、ペルトさんのソロフレーズを必死にコピーした事あったなあ…なんて事とか思い出しながら聴いてました。

んで終演後、この最新作もレジ前で販売していたので、それを買ってサインを貰って…などと目論んでちょっと待機していたのですが、メンバーさんが一向に客席の方に出て来られず、もう耐えきれなくなって退店。なので目論見は実現しませなんだ。