月末で週末な金曜日。
で、明日は休みなので「夜更かし可」って事で、お得意の映画鑑賞をば。
んで、いつもの会員になっているミニシアター系映画館のラインナップをチェックしたところ、夜の時間帯で上映されている作品でコレ観たい！と思えるものが特に無くて、一瞬怯んだものの、初志貫徹で消去法で選んだコレを観る事に。
今日から封切りの邦画、「前田建設ファンタジー営業部」であります。予告編も何も観ていなかったけどまあ、この映画館でかかる作品だし、面白いのかな？と言う事で。
がなんと、20時からのレイトショー時間での上映回なのに、映画館に行ってみたら普段ではありえない数のお客さんが。しかも自分と同じような「仕事帰りでスーツ姿のサラリーマンのおっちゃん」（笑）が多数。
で、入場開始になって席に座ると、やはり大盛況でこの時間帯としては珍しく両隣のシートも埋まった状態に。満席では無かったものの、8割方は埋まっていたかなあ。
うわー公開初日だからと言ってレイトショーでこんなに人がいっぱいだなんて、前知識無しやったけどそんなに話題作なのか、コレ！…とか当初は思っていたけど、どうも様子がおかしい。なんかみんな知り合いっぽい。それに特段映画が好きそうな感じでも無さそうな雰囲気で、なんだかなあ…と思いつつ鑑賞開始。
でまあ、序盤は面白かったのですが、徐々に失速していった印象。オチは面白くなかったかなあ。TVの特番ドラマみたいな印象でしたかなあ、結局。
でもこの盛況っ振り、一体何なんだろう？レイトショーで両隣ギュウギュウ詰めで観た事なんて、エヴァンゲリオンの映画版が再始動した時の初作を観に行った時以来かもなあ…とか思い出しながらスーツ姿のサラリーマンのおっちゃんたちの後に付いてゾロゾロと映画館を後にしていたらふと、1つの疑念が。もしかしてこの「前田建設」って実在する会社？観に来ていた人ってそこの社員？…と言う事でググってみたら、
アタリでした。建設業界あんまし知らんからなあ。実在の会社だとは思っていませんでした。おまけにその支社が映画館のまあまあ近所。コレでほぼ確定。恐らくあの人たち、この会社の社員さん。自分の会社の出る映画を封切り初日にみんなで仕事帰りに観に行こう！ってトコロだったのでしょう。
そう思うと急に興醒め。（笑）いやあ、組織票やったんや、あの盛況。
