がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

夜をぶっとばせ

明日と明後日の2日間、連休を取って家族旅行に行く事になっていたのでありました。
でその行き先ですが、まずは姪っ子のリクエストで「富士サファリパーク」へ。でその後は河口湖畔のホテルに宿泊と言う「1泊2日の富士山麓観光ツアー」みたいな旅程です。
でもご承知の通り、秋の連休「シルバーウィーク」の真っ只中。おまけにETC割引効果で大渋滞必至の高速道路を使ってのマイカーの旅。って事で、粛々と19時頃に仕事を終えてそのまま実家に帰省、そして実家に到着1時間後の22時30分…車に乗り込んで実家を出発!でございます。高速道路渋滞回避策及び富士サファリパークでの混雑回避策として、夜を徹して東名高速道路をぶっ飛ばす事になったのでありました。いやあ、なかなかの強行軍であります。
でいざ高速道路に乗ってみると、予想外にと言うかまあ深夜だから当然と言うか…恐れていた渋滞に巻き込まれる事も無く、出発から約4時間後の午前3時頃、すんなりと下車地点の裾野インターに到着したのでありました。
でそこから目的地点の富士サファリパークに。街灯がほとんど設置されていない真っ暗闇の道路を走る事約20分、これまたすんなりと「富士サファリパーク入口」と書かれた案内板の前に辿り着いたのでありました。
時計を見たら午前3時30分。で、明日(と言うか今日)のサファリパーク開園時間は連休中って事で早めの午前7時。とは言っても開園まではまだ3時間半も前。「さすがにこんなに早く来る必要も無かったかもなあ、早過ぎたよなあ…」などと話をしつつ、真っ暗闇の入口ゲートへと続く道路を上がっていくと、不意に目の前には車の列が。ああ、我々と同じく「早く来てしまった人々」がいたのですねえ…と思いつつよーく先の方を見てみると…その漆黒の闇の先には、3列になって並んでいる車の列がゲートの先までずーっと続いていたのでありました。…うわあ、何じゃこりゃあ!…と、それを見た瞬間、思わず軽いめまいを覚える事しばし。
その後現れた交通整理のガードマンさんに話を聞くと、この車の列は当然ながら私達と同じく開園を待つ車の列で、しかも私達の前には100台以上が既に並んでいるのだそうな。「100台以上」と言う言葉を聞いて再び軽くめまいを覚えつつも、周囲は何も無い漆黒の暗闇広がる山の中。どうしようもないので、午前7時の開園まで車中にて待機と言うか仮眠する事に。
でも案の定なかなか眠れなくておまけに止めたエンジンからの「熱気」が車内に上がって来て、車中は暑くて眠れやしない。…てな具合で、眠られないまま悶々と開園時間までを車中にて。
いきなり波乱(?)で始まる2009年家族旅行のスタートでありますよ。