きゅーじつ。天気はまあまあ。って事で。ここ最近はゴルフのおかげで休日の山行を封印する羽目になっていたので、ゴルフ終了後の本日は久々に近所の低山山行をする事に。んで、いつものガイド本からまだ登った事の無い山をチョイス。んで、選んでみたのは六甲の「西お多福山」と言う山でありました。阪急は岡本駅から出発して西お多福山を登って下りは有馬温泉へ下山と言うコース。と言う事で、下山後の温泉グッズ(と言いますかまあ着替えですわ。)をザックに入れていざ出発!…したのでありましたが、その結果は題名でもお分かりのように、コースを間違えて気が付けば以前この時(→2009-06-11 - がんぶろ)に登った「六甲山最高峰」に再登頂してしまったのでありました。ありゃまあ。
まずは阪急岡本駅を降りて山側に向かって「八幡谷登山口」に。登山口にはこんな感じで両側に2体のお地蔵さん(?)が。何だか「気をつけて登っていらっしゃい!」と見送られているみたいで妙にほっこりとしたのでありました。んで、その後はガイド本記載通りに打越峠から住吉道へと順調に進んでいったのでありました。
でこれが石畳の住吉道。この住吉道を北へと進んで次なる目標の「住吉河原」を目指したものの、その「住吉河原」が一向に目の前に現れませぬ。おかしいなあ?…と思いつつまあ方角は合っているのでそのまま道なりに北上。その間「六甲最高峰」の道標は数々出現すれど、目指す「西お多福山」が記された道標はこれまた一向に現れませぬ。こりゃまたおかしいなあ…と思いつつもまあ目指す「西お多福山」と「六甲最高峰」は同方向だからまあそのうち分岐の道標が出て来るでしょう…と楽観してその「六甲最高峰」の道標方面へとグイグイ進んだのでありました。
まだ「西お多福山」へと向かっているつもりでいた道中にて見かけた柿の木。小振りな柿がたわわに実っておりました。鳥のエサにでもなるのでしょうねえ…などと思いながら相変わらず「六甲最高峰」の道標に従って進むうちに何だか記憶のあるポイントに。そのポイントは「本庄橋跡」と言う場所でありました。はい、前回「六甲山最高峰」を登った時にベンチもあるこのポイントで休憩をしたので記憶していたのでありました。でもってようやくこの時点で完璧に道を間違えて、道標に導かれるがまま「六甲山最高峰」を目指していた事に気が付いたのでありました。でもここまで来てしまったらもう後の祭り。当初の目的であった「西お多福山」を諦めて、やむなく2度目の六甲山最高峰登山へと切り替えたのでありました。まあ、どっちにしても「ピークハント後の有馬温泉」は変更無いからいいや…などと思いつつ。
あまり紅葉の無いコースではありましたが、ポツポツと適宜紅葉ポイントはありましたな。でまあそんな適宜紅葉を愛でつつも前回同様、微妙にロングコースな登り坂が続くこの登山道をえんやこらと登って、終点ポイントである「一軒茶屋」の石碑を目指すのでありました。
でその「一軒茶屋」の石碑に約5ヵ月振りの再会を。いやあ、前回同様、この石碑をみたら思わずホッとしてしまったのでありました。そしてそこから先はこれまた懐かしの「コンクリート舗装の心臓破りの坂」を登り詰めると六甲山最高峰に到着です。
前回とは別の「山頂道標」と言うかモニュメント(?)を、今回は貼り付けてみましたよ。標高931メートルっす。んで、適宜休憩の後、前回同様「魚屋道」にて有馬温泉へと下山いたします。急坂も無い穏やかな山道をトコトコと下ります。
前回はデジカメを忘れて余り写真を撮っていなかったので今回はこの「魚屋道」道中もしっかりレポート(笑)を。コレは「六甲最古のトンネル跡」なのだそうな。まあ、そう言われてみなければ気が付かないのですけど。
「魚屋道」のほぼ中間地点の道標ですよ。「六甲最高峰まで2.2キロ、有馬温泉まで2.5キロ」って事だから、全長約5キロの山道ですな。でまあそんな「魚屋道」をトコトコと下る事1時間30分少々、お目当ての有馬温泉へと下山であります。頭の中は温泉一色(笑)に。んで、芸がありませんけど前回同様「金の湯」と言う公衆温泉施設へと向かったのでありました。
前回は気が付きませんでしたけど、その「金の湯」へと向かう道中にて泉源のひとつ「有明泉源」に遭遇。湯気がぶわーっと噴き出しているのを見て、温泉を実感した次第であります。
でもって前回も立ち寄ったこの公衆温泉施設「金の湯」を再訪。山行での汗と疲れを流したのでありました。ちなみに入浴料は大人で650円ですよ。でもって入浴後はすっかり温泉客気分になってしまった結果、前回は見向きもしなかった有馬温泉名物「炭酸煎餅」まで自分へのお土産にと買い込む始末なのでありました。でもって今回の帰りは電車じゃあ無くて阪急バスの高速バスにて梅田まで。乗り換え無しでおまけに車中で気兼ねなくビールも飲めて(笑)電車とほぼ同金額。なかなか快適な1時間のバス旅だったのでありました。