がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

兵庫・大峰山

お休み。んで、年の瀬だと言うのに大掃除もせずに山行を。でもって本日は給料日前で交通費を抑えたい!(笑)って事で、安価な交通費でアクセス可能な北摂方面の「大峰山」をチョイス。奈良は吉野にある有名な大峰山じゃなくて、北摂の大峰山っす。んで、起点は以前に登った中山から。その中山を経由して大峰山に向かうコースなのです。



んで、以前同様に阪急宝塚線中山駅から中山寺の境内を通ってこの前とは別のコースにて中山を目指します。



今回のコースは沢沿いの登山道。こんな感じで黒色の岩場を流れる沢で、このいつもと感じの違う黒色のコントラストがやけに印象的でした。んで、そんな沢沿いの穏やかな登山道をしばらく進んだ後に現れる分岐を「天宮塚」方面へと進んでここから先は急坂登りのはじまりはじまり〜ぃでした。



でまあこの急坂が予想外に長距離で、登り詰めたところにあるこの「天宮塚」に辿り着いた頃には、不覚にもそこそこ疲労困憊してしまったのでありました。てな訳でここで小休止を。



その天宮塚から中山までは平坦な縦走路。んで、中山に近付くと…出ました、中山名物(?)、以前「何だか山頂の尾根筋を歩いている気がしなくなる」と評した金網フェンスでございます。そしてやっぱり今回も同じく、歩いていると何だか不思議な気分になるのでありました。んで、この辺りから多くのハイカーさんとすれ違う事に。おお流石に日曜日、でもって人気の低山なのですなあ、中山は。



第一ポイントの中山山頂に到着。約1年振りの再訪でありました。でまあ山頂の眺望ポイントには他のハイカーさんが陣取っているので早々に立ち去って次なるメインターゲットの大峰山へと向かいます。



中山から大峰山へと向かう途中でゴルフ場の真横を通過します。登山道がゴルフ場の横を通っていたりするのは低山にはよくある風景。中にはゴルフ場の敷地内を通過する登山道なんかもあったりします。でも、いつも何だか妙な感じがするのですよ。


でまあそんな登山道をトコトコ下って次なる大峰山への入口手前に到着。晴れてきた青空と枯れた木とのコントラストが綺麗でした。んで、県道を横切って大峰山への登山口に突入。これがまた先程の中山界隈とはえらい違いで登山道はまあはっきりとしているのですが…道標が無い。当然、他のハイカーさんに出会う事も無し。で、そんな誠に不安な道中で非常に助けになったのが、手作りの目印なのでした。



こんなんとか、



こんなんとか。微妙に不安になった頃合いで周囲を見渡すと、こういった手作りの目印があったので…いやあ、本当に助かりましたよ。



でそんなありがたい目印に助けられて無事、大峰山の山頂に到着。標高は552メートル。三角点だけの殺風景な山頂ですよ。でその後はガイド本の指示に従って西方向に下山開始。当然、道標も無し。幸い分岐もほとんど無くて踏み跡もしっかりとした登山道でしたので、迷うこと無く西方向へと下山して無事に「廃線ハイキングコース」へと合流です。



この「廃線ハイキングコース」ってのは、廃線になったJR福知山線の支線をそのままハイキングコースにしたのだそうな。トンネルもあって、枕木なんかもそのまま残していたりして、なかなか良い雰囲気。



でもトンネル内には照明も無くて、真ん中辺りだと真っ暗で、足下が見えなくてちょっぴり危なっかしいのですけどね。



横には武田尾の渓谷が広がっていて、何とも良い感じなのでありました。でそんなハイキングコースをトコトコ歩いて終着点のJRは福知山線武田尾駅に到着。



トンネルとトンネルの間にある駅なのです。すぐ近くには武田尾温泉が。それなら是非とも山行終了後に立ち寄ってひとっ風呂…といきたいところなのですが、事前に調べてみたらやけにひなびた温泉街で、共同浴場とかも無くて、山行後にひとりで入浴するような雰囲気では無さそうなのでやむなくパス。てな事で、本日の山行もこれにて終了でございます。