がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

村田先生のバップ教室

本日は、ずーっと前から行ってみたいなあ…と思っていた『村田浩(trumpet) Bop SESSION』を聴くために、これまた今更初訪問の名古屋のジャズライブハウスの老舗、「ジャズ・イン・ラブリー」に。
んでこの村田浩さんの名前を知ったのも恐らくジャズをやり始めた大学生の頃で、「ジャズ雑誌のトランぺッター人気投票で毎回上位に名前が挙がる有名なジャズのラッパ吹きさん」って存在でした。そんな村田さんの名前を西宮の「コーナー・ポケット」さんや、名古屋の「ジャズ・イン・ラブリー」さんで見かける際、必ず銘打たれてあるのがこの『Bop SESSION』ってヤツ。んで、クリフォード・ブラウンブルー・ミッチェルを信奉して「バップ狂」を自負するこの私(笑)としては、「bop」を冠するその村田さんのライブがにわかに気になって、その村田さんが「どんだけクソbopなラッパ吹きっぷり」なのかを、機会があれば是非とも聴いてみたい!と思っていたのでありました。
…あれから10ン年、本日ようやく万障お繰り合わせの上、その「思い」が実現したのでした。
んで念願の『村田浩(trumpet) Bop SESSION』を初体験!本日はバリトンサックスとの2管フロント編成でのライブでありました。でもって期待通りの「クソbop」(笑)なラッパ吹きさんでした。んで、今日のライブとは別物ですけどそんな村田さんのライブ映像がありますんで「百聞は一見に如かず」って事で、貼付けさせていただきます。
www.youtube.com
サイドメンの方々は違いますけど雰囲気はまさにこれと同じく「クソbop」でありました。
でもって主役の村田さんの、その風体に似合わぬ(笑)エエ音でクソbopなプレイがめっちゃ良い。曲のレパートリーもうれしいクソbop仕様。ブラウニーが演ってた、ジジ・グライス作曲の『Flossie Lou』を初めて生演奏で聴いて、密かに感涙した(笑)私でありました。ちゅーか、1943年生まれ(ウェブ調べ)だそうですので、御年67歳!ですか!…いやあ、感服っす。私もこんなオッサン(失礼)を目指して日々精進しようと、そう思いました。ってな感じで、まるで「村田先生のバップ教室」を受講して勉強しているみたいな、そんなライブでありました。いやあやっぱり行って良かったです。
そしてついでに(笑)もうひとつサプライズが。1stセット終了後、示し合わせもしていない(笑)のに、毎度お馴染みジャズ研後輩現名古屋市民の長谷川朗(sax)氏が偶然遊びに来て2ndセットの途中からシット・イン。いやあ、びっくりしつつも顔なじみの人が来てくれてすっかり安心出来てありがたかったのでありました。
え?プレイの感想?はい、いつものように「あえてそこには触れない」(笑)事といたします。いやーでも、久々に「他の管の人」と演ってる朗氏のプレイを聴いてみて、あの斎藤佑樹君ばりに「何か人と違うモノを持ってる」(笑)ような、そんな感を強くいたしましたよ。