がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

ベテランの包容力

本日はまたまた長谷川朗(sax)君のライヴへと、2度目の訪問になる金山の「Mr.Kenny's」へ。本日のライヴは、長谷川 朗(sax)君、井上 智 (g)さん、小森 陽子(p)さんと言う「スペッシャル」な布陣。元N.Y.在住日本人ジャズ・ミュージシャン再会セッションと言ったところでしょうか。ちなみに帰国後現在は、井上さんは東京に、小森さんは博多に在住とか。あ、そしてついでに(笑)朗君は名古屋在住っす。
んで、一応リーダーの長谷川さん(笑)は置いといて、何と言ってもお目当ては、

この北川師匠とのデュオ作品の発売ツアーにて、神戸の「サテンドール」で聴いて以来(調べてみたら2002年!9年も前の事でしたよ…)の井上 智 (g)さんであります。当時、そのライヴでのプレイに圧倒されて、その後このCDはヘヴィ・ローテションでしたなあ。その圧倒的なインタープレイの迫力と、洗練されたソロ・フレーズがとにかくカッコ良くて、井上、北川両師匠のソロ・フレーズを口ずさめる程(笑)に聴きましたよ。そして井上さんがこれまためっちゃ「エエ人」っちゅうかフランクなお方でありまして、北川師匠経由で当時の私の『ホームページ』(死語(笑))を見てくださっていて、そこでやっていたジャズ関係の「変なレコードジャケット」を集めた「B級ジャケット展覧会」なる企画を気に入っていただき、BBS(これも死語?)に書き込みしてくれたり…と、当時そんな交流のあったお方なのでございます。そんな井上さんが朗君とライヴ!って事で、こりゃもう是非とも行かねば!と思った次第で。
そしてもうひとりの「スペッシャル」ゲスト、ピアノの小森陽子さんもこれまたこの時(→2010-08-12)に入手以来、結構よく聴いている、
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  • アーティスト:Uou
  • Tippin Records
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この作品のピアニストさんなのであります。「イマいジャズ」でかっけーのであります、この作品。
って事でもう、期待ワクワク状態にてライヴがスタート。サックスにギターにピアノと言う「変則トリオ」な編成にて硬派なジャズが展開されて満足でありました。初めて聴いた小森さんもかっくいーピアノ弾きさんでありました。CDで聴いて「お、エエなあ」と思ったのは間違いではありませんでした。そしてやっぱ井上さんがめっちゃかっくいー。使い古された表現で申し訳ないっすけど、もんのすごいスウィンギーでグルーヴィー!…なプレイを聴かせていただきました。そしてその井上さんの「ベテランの包容力」っちゅうんでしょうか、例えるならば、『マイルスの存在感にインスパイアされるウェイン、ハービー、ロン、トニー』的(エラいごっついトコロを例えに引っ張り出して来てますケド…)な良い影響を他の2人に与えて演奏の質を向上させているいるような…そんな事を感じました。いやあ、エエライヴでありました。そしてライヴ終了後、店を出る前に井上さんに挨拶したら…何と、9年も前なのでもう忘れてるかと思っていたのに、ホームページの件を含めて私の事を覚えていてくださっておりました。いやあ、感激っす。
と言った感じで大満足にてライヴが終了…と、こう締めるとさすがに長谷川さんがカワイソウ(笑)なので、その長谷川さんの話題も。ライヴ終了後、いつものようにあれこれ話をしていたら、「名古屋に来てから、ボクの演奏の動画を『You Tube』にアップしてくれる人がいるんですよ〜」と言っていたのでチェックしてみたらおお!ありましたよ。それでは、最近(約1ヶ月前)の長谷川朗さんの演奏の模様をどーぞ!

長谷川朗 : Ro HASEGAWA (alto saxophone)
岡田勉トリオ(岡田組)
後藤浩二 : Koji GOTO (piano)
岡田勉 : Tsutomu OKADA (bass)
黒田敦司 : Atsushi KURODA (drums)
at jazz inn LOVELY, Nagoya / Feb. 2011
名古屋ジャズインラブリーにて。
…と言うデータだそうです。はい、長谷川朗くん、名古屋で頑張ってます!ライヴを聴きに行ってあげてください!