がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

久々の再会に感激

先般、名古屋のジャズ・クラブのライヴ・スケジュールをチェックしていたら、以前何度か行った事のあるお店に、関西の重鎮トランぺッター、唐口一之さんの名前がクレジットされているのを発見。唐口さんが名古屋にライヴしに来はるのは余り記憶に無いから、めっちゃ「レア」やなあ…と思ったら、超久々に唐口さんのラッパが聴きたくなってしまったので、そのライヴがある本日、夏休みに入った初日からお泊まりで預かる事になった、姪っ子達の「お相手役」を放棄(笑)して、ライヴに行って来ました。
で、その唐口さんには、一方的な「思い入れ」がありまして…実はこの私、大学2年生の頃に、たった4回だけ(笑)ですけど、唐口さんの個人レッスンを受けていまして、それっきり後にも先にもプロのラッパ吹きさんのレッスンは受けた事が無いので、唐口さんが「私の暫定的なラッパの師匠」(重ね重ね、4回だけしかレッスンしてもらってませんケド)になるのかなあ…と、一方的に思っているのでありました。んで「何で4回だけ?」と言いますと、その当時、新規開店して、足繁く通っていた某楽器店で、たまたま唐口さんのレッスンが始まったので、そのレッスンを受けて、唐口さんの「弟子入り」を果たしたのでありますが、レッスンのシステムが、『月謝制じゃ無くて1回ずつニコニコ現金払いで、次にレッスンを受けるかどうかは生徒の自由』みたいな仕組みで、4回目で次の課題が無くなって、次回レッスンはまた教えて欲しい事が出来たらって事になって、それ以降、予約を取らないまま時間が経って、そのままレッスンを受けに行かなくなって…と、負の連鎖を繰り返してしまったからなのでした。で、その後は、レッスンに行かなくなった気まずさから「唐口さん離れ」してしまい、ライヴにも行かなくなってしまいました。(…と言いつつ、数年が経過してから何度か行きましたケド。)
とまあ、そんな唐口さんとの超久々の「再会」だったのですが、まずはじめにその「風体」(?)が、昔と全く変わらなくてビックリでした。そして肝心(?)のラッパの方も、その昔、心酔して聞き惚れていたあの頃と全く変わらないクオリティ。あの、めちゃくちゃカッコ良いんで真似しようとしても出来なくて悔しい思いをしていた、唐口さんのラッパが、十数年経過した今も、その目の前にありました。いやあ、相変わらずカッコ良くて、聞き惚れてしまっているうちに、ライヴの時間はあっという間に終了したのでした。
で、ライヴの合間に唐口さんから「告知」がありまして、なんと、ご自身初めてのアルバムを作成・発売したとの事でした。で、そのCDのフライヤーがこの画像っす。

当然、ライヴ終了後に唐口さんから直接、購入させていただきました。そして併せて、唐口さんとン十年振りの「師匠と弟子の会話」(笑)を。まあ当然、ン十年前に4回だけレッスンを受けただけの私の事は憶えていていただいている筈も無かったのですが、そんな過去の思い出を含めてお話しさせていただいたら、めっちゃ恐縮していただき、名刺を頂いたりしながら、あれこれとお話をさせていただきました。いやあ、聴きに来て良かったっす。で、名古屋にも数ヶ月に1回程度のスパンでちょくちょくライヴに来てはるそうなので、また行かせてもらおうと思いますよ。
ってな事でいやあ、姪っ子達のお守りを放棄して来た甲斐がありました。(笑)