がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

ホンモノを観に行った

今日は名古屋ブルーノートで、カウント・ベイシー・オーケストラのライヴがあるので、現在名古屋に単身赴任中の我がフルバンのコンマス氏と共に、観に行って来ました。
でも実は、1ヶ月以上前からこのライヴ情報は知っていたのですが、行こうかどうか迷っていたのでした。と言うのも、「カウント・ベイシー・オーケストラ」とは言っても、現在、我々がフルバンでやっている1950〜60年代の頃とは、メンバーが全員、違う人がやっている『現在のベイシー・バンド』(まあ、当然っすけど)な訳で、クレジットされているメンバーの名前を見ても、知っている名前は皆無。で、そんなメンバーの演奏に8,700円のミュージック・チャージを支払うのはキツい(笑)なあ…などと思ったりもして、ちょっと悩んでいたのですが、コンマス氏からのお誘いがあったので、観に行く事にしました。
で、本日、21時15分開演の第2部を観に行って来ましたが、…いやあ、予想に反してめっちゃ良かったです。もう、大興奮。いやあ、名前も知らないメンバーでしたけど、めっちゃ上手くてカッコ良いっす。んで当然、ベイシー・ナンバーのみの演奏なんで、知っている曲や、現在フルバンでやっている曲がポンポン飛び出して来て、いやあ、良い刺激&参考になりました。で、そんな『現在のベイシー・バンド』の動画とか無いかな…と思って探してみたら、こんなんがありました。

む?なんだコレ?2012年10月?オーストラリア?のコンサートツアーの宣伝動画?…詳しくはわかりませんが、今晩のライヴは、ここに出て来るメンバーとほぼ同じ面子だと思います。あ、今晩のライヴにはヴォーカルは居ませんでした。いやあ、みんなが揃いも揃ってめっちゃ上手いんです。特に「驚愕」(笑)したのは、この動画にもしっかりと写っている、トランペットのスコッティ・バーンハート(モネみたいな、ヒレ付きのラッパを吹いているお方)であります。ソロも素晴らしい(特に、プランジャー・ミュートを使ったソロは圧巻)し、セクションで吹く骨太なハイ・ノートも素晴らしくてもう、言う事の無いラッパ吹きさんでありました。いやあ、世界は広いですなあ。
と言う事で、ライヴはあっという間に終了。いやあ、当初は渋っていましたけど、フタを開けてみれば大満足で、大いに刺激と励みになる、エエライヴでありました。いやー、良かった。