がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

ハーヤマのネーバーがカイデーな件


先般この日(→2012-08-18 - がんぶろ)、20年以上そのままだったバックの金ラッパの「ピストン部分のバネ」を新品に交換してみたところ、予想以上にピストンの動きがスムーズになって、「効果アリ」だったので、それなら、現在メインで使用しているマーシンキウィッツのラッパも、もう10年以上選手で、コイツのピストンのバネもそのままだし、このところ2番ピストンの動きが悪いし…って事で、マーシンキウィッツのラッパのバネも新しいモノに交換しようと思いました。


でもこのマーシンキウィッツのラッパ、レアなメーカーなんで、近所の楽器店では「純正の部品」など取り扱っているはずは無く、それを買い求めるのならばインターネット通販で買い求める事が出来るのですが、「トランペットのピストンのバネなんて、どうせどこのメーカーでも似たような規格だろうから、どこの楽器屋にもほぼ必ず置いてある、バックかヤマハのバネで代用出来るやろ」と思って、試しに先般購入したバックのバネと、マーシンキウィッツのバネを比較してみたトコロ…長さはほぼ同じだけど、「巻きの太さ」が、バックの方が若干(目測で0.数ミリ程度っすケド)太い。


で、バックが若干デカいのであれば、バックより楽器本体の大きさが小さいヤマハのバネならば、長さも太さも丁度同じようなサイズのバネなのでは…と、勝手に想像(笑)して、昨日、スライドグリスを買い求めるついでに、ヤマハの純正のバネ(1個100円程度)を買い求めて、早速「バネの交換」をしようとしたところ…「私の勝手な想像」に反して、バックよりもデカくて太かったのでありました。もう、長さも太さも、「0.数ミリのレベル」どころじゃなくて、明らかにデカい。うわーやってしもた!…と、しばし茫然自失。んで、その記念(?)として、3社のバネを並べて撮影してみました。左からマーシンキウィッツ→バック→ヤマハの順。…見ての通り、明らかにヤマハのバネがデカかったのでした。いやあ、「バックのラッパはゴツくてデカい」ってイメージなので、部品も全て他メーカーよりデカいはず…と思ってしまったのが、大きな間違いでしたなあ。


って事で本日、採用面接帰りに、昨日に引き続き同じ楽器店に立ち寄って、ほぼ同じ大きさの、バックのバネを購入して、マーシンキウィッツのバネと交換。その結果、不満だった2番ピストンの動きも良くなって、全体的にも動きがスムーズになりました。いやあ、よかったよかった。


ちなみに、本日はこんなマニアックなラッパネタですので、タイトルはその昔、音楽業界用語の「単語をひっくり返す」用法をやたらと使っていて、よくネタにされていた某高級ヴィンテージ楽器販売店をオマージュしてみました。