明日から3連休の金曜日の晩。いつもよりチト多めの晩酌をたしなんで、エエ気分になったらふと、無性にコレが聴きたくなったので、珍しく久々に晩酌しながらマックを立ち上げて、ようつべでコレを検索して「いいちこ」をロックで飲りながら耳を傾けたりなど。
Miles Davis Quintet - 'Round Midnight - YouTube
私のジャズ人生（大袈裟）の「原点」の1曲。東海地方の片田舎から大阪の大学に進学して、人生初めて親元から離れて独り暮らしを始めてから、「高校時代に吹奏楽部でトランペットをやっていたので、「ジャズとかやれば、カッコエエから女の子のモテるかも…」と言う、他愛も無い理由（笑）で大学の軽音楽部に入部して、安価なジャズ関係の書籍で得た知識でもって「ジャズでトランペットならマイルス」って事で、このレコードを買って、1曲目のコレを聴いて、今となっては何だかわからないけどものすごい「衝撃」を受けて以来ン十年、ジャズにどっぷりとハマる事となった、その「原点」とも言えるのがこのマイルスの『'Round About Midnight』なのです。
で、そんな「原点」な1曲を久々に聴いたら…いやあ、やっぱりこのマイルスのハーマンミュートの音色は未だに心をつんざくモノがあって、なんか今までの「ジャズトランペットを人生第一の趣味として生きてきた自分」の事をどわーっと反芻する結果になって、初めてコレを聴きながら目に涙してしまいました（笑）よ。いやあ、なんだかんだ言いつつやっぱり圧倒的です、マイルス・デイヴィスってラッパ吹きの『音』は。
で、ようつべのこのアルバム・ジャケットの静止画を観ながら、目に涙しつつ（笑）聴いていたのですが、このアルバムのジャケットが放つカッコエエ「圧倒感」みたいなんが、なんか自分の思うソレと違うよなあ…と思って、所有しているレコードを引っ張り出してみたら…やっぱ、違いましたわ。
縮尺の違い（？）もありますけど、レコードジャケットの方が圧倒的にクールで「ジャズ」ですわ、やっぱり。で、改めてレコードをかけてみたりなど。
…すんません、したたかにホロ酔い（笑）っす。でもやっぱエエっす、マイルス、そしてモダンジャズ。
