がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

やっぱりハードバップが好き

本日は、先生が特別に稽古をつけて下さると言う事で、いつもの楽器店とは別の楽器店のレッスンスタジオで、先生の休憩時間(=レッスンの合間)に、30分の「無料レッスン」を。先生、ありがとうございます。

で、当初30分の約束でしたが、10分延長して40分、レッスンしてもらいました。で、今回のレッスンで指摘いただいた改善点は、

  • リラックスして吹けていない

ちゅう点でした、ざっくり言うと。アンブシュアを含めて、肩や喉元にも「力が入った吹き方」になっていて、それだと「エアー」をたくさん使って吹く事は出来ないので、もっとリラックスして吹きましょう…との事。うーむ、確かに。

んで、レッスン終了後は、折角外出して街中に出てきた事だし…って事で、アンブシュア修正に着手してから自分に課した「決め事」で、「月に1度は、プロのラッパ吹きさんをライブで観て参考にしてモチベーションを高めようキャンペーン」(?)の、6月分を実践すべく、名古屋は覚王山のジャズライブハウス「スターアイズ」さんへ。

んで本日は、小林陽一(ds)さん率いる「ジャパニーズ・ジャズ・メッセンジャーズ」のライブが。

ノーノーノーノー

ノーノーノーノー

 

 この最新作の「レコ発ライブツアー」だそうな。それがちょうど今日だったので、レッスン終了後に観に行く事にしました。メインのお目当ては、トランペットの若手注目株、谷殿明良さん。あと、名前が示す通り、ハードバップ中心であろう、バンドのサウンドもお目当てでした。

んで、ライブ開始時間5分前に到着したのですが、それほどお客さんは居らず、いつもなら埋まっている最前列のテーブルが全席空いていて、1人ぼっちの来店で、店員さんに「コテコテのジャズオタク」と見られたのか、なんとその最前列に案内されてしまいました。フロント陣の真ん前、まさに「砂かぶり席」状態。

ちゅう事で、至近距離のため、いつものように演奏風景を撮影する事は出来ませんでしたが、その代わりに「砂かぶり」でがっつりと鑑賞および観察する事が出来ました。で、期待通りに曲目はほぼ全編バードバップ。小林陽一さん、名前は昔から存じていましたが、ライブで聴くのは初めてでした。いやあ、「アート・ブレイキー愛」あふれるドラミングで、ついつい顔がほころんでしまいました。あと、アルトサックスの原川誠司さん、彼がバピッシュでカッコ良いアルト吹きで、めっちゃ良かったです。そして「お目当て」の谷殿さん、いやあ、やっぱりめっちゃ上手いっす、ラッパ。キレイなアンブシュアしてはりましたわ。音もファットでエエ音で、フレーズもカッコ良かったのですが、個人的には「琴線に触れてどハマり」する感じじゃあ無かったですかなあ。好きなスタイルとかルーツが、若干私とは違っている人なのかなあ…などと思ったり。いやあでも、やっぱ「ハードバップ」はエエですわ。

あと、今回は久し振りに「知り合いでもない人のライブをひとりぼっちで2セット鑑賞」でしたが…やっぱりキツかったですわ、セット休憩時間(笑)が。孤立無援でポツーンと、ただひたすらジッと席に座って過ごす1時間のセット休憩時間が…苦痛でした。で、それが影響したのか、2セットの途中からケツがイタくて(笑)たまらなくなる始末で、そんなケツの痛みを紛らわしつつ、ラストまで聴いた後、すぐに席を立って退店させていただきました。いやあ、辛かった。

でも、そそくさと退店を決め込んで席を立った際、何故か気に入ったアルトの原川さんが私の退席に気付き、「ありがとうございました」と、握手と共に挨拶していただきました。ナイスガイ(笑)で、ますます気に入りましたなあ。