がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

「そうだ 定禅寺、行こう」の旅 1日目

はい、いよいよ当日になりました、初東北、初仙台の旅でございます。

で、主催のバンマス氏が気合いを入れて(?)関空発仙台行き朝イチの飛行機で飛ぶ算段をしたので、コチラも、セントレア発仙台行き朝イチの飛行機を予約して、午前5時30分に自宅を出発。

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快晴の空に昇る朝日に見送られながら、最寄駅から、セントレアこと中部国際空港へ。

余談ですが、名古屋で6時16分発中部国際空港行きの急行電車に乗り換えした際、ヤングなおねーちゃん(死語)が、結構多く乗っていて、なんでこんな郊外に向かう早朝の電車に?…と思っていたら、どうやら空港で働く方々みたいでした。納得。

閑話休題

で、無事に出発1時間前に空港に到着。指定された搭乗口に向かったら、その搭乗口は1Fで、滑走路の敷地をバスに乗って飛行機の近くまで移動して搭乗するスタイルでありました。で、搭乗した仙台行きの飛行機が、

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はい、恐らく初めてのプロペラ機。

で、久々の空の旅、この行きの便では窓側の席を取れた(帰りの便は通路側)ので、天候も快晴なので、行きの便で空からの景色を存分に楽しもう!と意気込んで(笑)、飛行機に搭乗。

そして、定刻に飛び立ってからは、ひたすら窓の外に広がる風景をガン見。(笑)そしてしばらくすると、自分が座った右側の窓に、見慣れた容姿の山容が。

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はい、富士山、飛行機から見られました。

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ズーム。いやあ、快晴でラッキーでした。

その後、機長から、「富士山と、日本で2番目に高い北岳が見えます。」とアナウンスがあり、目を凝らすと…

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おお、眼下に北岳間ノ岳(多分)、その先に富士山と言う、山好きにはタマラナイ風景が。いやあ、エエモン見させていただけました。で、機長のアナウンスでは、他にも穂高岳槍ヶ岳も見えて、日本の標高上位5つの山がまとめて見られます。」との事なので、恐らく反対側の窓からは穂高連峰槍ヶ岳が見えていたのでしょう。いやあ、そっちも見たかった。

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遠ざかる富士山。さようなら、行ってきます。

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雲がまるで森のようでした。

てな感じで、久々の空の旅を堪能。予想外にも「山岳満喫」(笑)で、良かったっす。

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そして無事定刻に仙台空港に到着。ありがとう、エエ空の旅でした。

んで、搭乗出口を出たら、既に大阪組2名は到着、そして、今回の旅の水先案内人、仙台単身赴任中の元コンマスK氏も、わざわざ車で出迎えに来てくれていて、今回の仙台ツアーのメンバーがこの時点で勢揃い。ちなみに午前9時っす。早っ。

で、早速、今回の旅のメイン・イヴェントでありますところのコチラ、

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「第25回定禅寺ストリートジャズフェスティバルin仙台」の会場へと向かうべく、まずは、K氏の車を置きに、単身赴任中の住居へ。ええ、会場で呑みますんで、車に乗れませんので。(笑)

で、期せずしてK氏の単身赴任中の住居を拝見した後、地下鉄にて会場の定禅寺通界隈に移動。

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メイン会場のひとつ、勾当台公園市民広場。で、午前中はまだお目当てのビッグバンドは出ていなかったので、急遽、

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少し離れた会場でやっていた、ジャズ研同期で東京在住の、おかだくんのバンドを観に行きました。いやー、実は、朝の飛行機の出発前、iPhoneフェイスブックをチェックしていたら、なんとまあ、おかだくんが定禅寺に出演する事を知り、連絡もせずにサプライズで突然行ってみました。MCをしている途中に到着して姿を見せたら、MCを絶句させる程(笑)、めっちゃビックリされました。驚かせてごめんなさい。で、超久々におかだ氏の演奏を聴き、終演後、少しだけ話をしてお別れ。

その後、先程の会場へと戻りつつ、定禅寺通を散策。で、そろそろお昼時で腹が減ったなあ…と言う話になり、昼飯を食す事に。

で、「仙台と言えば牛たん」と言う、とってもステレオタイプながら、仙台に来たからには必ず実現してみたい『欲求』を満たすべく、即決でお昼は牛タンに決定。

そして折角なら…っちゅう事で、K氏の案内で、なんでも「牛たん発祥の店」との事らしい、「太助」というお店に行ってみたら…そこには順番待ちの長蛇の列が。で、とりあえず並んでみたものの、この行列の長さだと、お目当てのビッグバンドの出演時間に間に合わない…と判断し、やむなく見送って、K氏もう1つの「オススメのお店」に。それがコチラ、

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「利久」さんでした。コチラも人気店らしく、順番待ちの行列が出来ていましたが、先のお店ほどでは無いので、コチラのお店にて牛たんを食す事に決定。

で、20分程待って入店。当然、「牛たん定食」一択で注文。んで…

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ほどなくお目当ての「牛たん」が。いやー、予想を覆す分厚さ。そして当然、めっちゃ美味しかったです。こ、これが「本場」の底力なのか…と、驚嘆(笑)いたしました。

ちゅう事で、「野望」と胃袋を満たした後、再び勾当台公園市民広場の会場へ。

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13時からの「東芝ライドオンジャズオーケストラ」さんと、直後の「ニューカウンツオーケストラ」さんの演奏を鑑賞。特に、ウチのフルバン同様、カウント・ベイシーのナンバーだけを演奏している、山形の「ニューカウンツ」さんに注目して鑑賞を。ラッパ隊が良く鳴ってましたなあ。

そして2バンドの演奏終了後、別会場へ移動して、「日産B&Sジャズオーケストラ」さんを鑑賞。で、これにてお目当てのビッグバンドの演奏は聴き終えて、その後はK氏の行きつけのジャズ喫茶へ。それがコチラ、

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その名も「Count」さん。ウチのフルバンにピッタリな(?)ジャズ喫茶。で、入店してみると、

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いやー、めっちゃエエお店でした。めっちゃ「ジャズ喫茶」してるジャズ喫茶でした。名門、アルテックのスピーカーから流れる大音量のサウンドが、非常に心地良かったっす。んで、心地良かったんで、約2時間程、居座りました。(笑)

そして店を出て、本日ラストのライヴ会場、西公園遊具広場へ。

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日も暮れ始めて涼しくなり、エエ感じになってきました。

んで、西公園の会場は、河北新報タイアップのスペシャルステージで、今回初めてのプロ演奏(笑)、矢野沙織(as)さんを鑑賞。まあ、さすがプロな演奏でしたが、立ち見で足がシンドくなり、ゴリゴリのジャズ演奏でも無かったので、中座して、これにて「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」鑑賞は終了、皆で本日のお宿のホテルへと移動。

そして20時頃にホテルにチェックイン、荷物だけを置いてロビーに集合して、ホテルの近所にある居酒屋に。「旅の初日の打ち上げ呑み」を。そこで呑みながら、今回の旅の特別ゲスト、バンドの前リード・トランペット、現在は実家の福島県に戻っている山ちゃんが、仕事終わりに合流するのを待ったのでした。

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その居酒屋でも、またまた「牛たん」を注文(笑)しました。でも、昼のような分厚い牛たんでは無くて、フツーの、よく見かけるペラい牛たんでした。あと、同じく仙台名物のコチラ、「三角あぶら揚げ」も注文。…まあ、「あぶらあげ」ですな。

そして22時過ぎになって、ようやく山ちゃんが合流。で、その山ちゃん、聞けば福島の郡山から1時間、高速を飛ばして、ここ仙台まで来てくれたとの事で。いやあ、隣県とは言え、結構遠いみたいっす、福島と宮城。大阪と京都や神戸みたいな感覚で、隣県だから快速電車でピューッと30分程度で…ってイメージで、仙台に行くんだから、隣の県に住む山ちゃんも誘って久々の再会を…と思っていました。わざわざ遠方から、それも仕事終わりに駆け付けてくれてありがとう。

そしてなんと、その山ちゃんは明日も昼から仕事で、今から夜中まで呑んで、車で少し寝てから、明日の朝に帰ると言う、非常にパワフルでアグレッシヴな算段で合流してくれたのですが、早朝に起きている私たちが限界を迎え(笑)、どうにかこうにか、日付の替わる午前0時頃まで呑んだ後に散会、水先案内人のK氏は単身赴任の住居へ、我々はホテルへ、山ちゃんは車へ…じゃなくて、バンマス氏の部屋へ転がり込み、これにて「そうだ 定禅寺、行こう」の旅の初日は終了したのでした。