がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

♪マイルスがー好ーきー(©永野)

土曜日。

で、昨日の予告通り、聴きに行きました、五十嵐一生(tp)@名古屋ジャズインラヴリー。

実は「初めての五十嵐一生さん」でした。今までライヴに行ったことがありませんでした。と言うのも、自分好みの「くそバッパー」なタイプのラッパ吹きとはちょっと違って、「マイルスを追いかけるスタイル」ってイメージだったので、まあ特にエエか…とか思っていたのでした。

が、アンブシュアの修正のためにレッスンを受けた初回に、先生が自分のアンブシュアを診て、「五十嵐一生さんのアンブシュアに少し似ているかもしれませんねー。1回だけライヴを聴きに行ったことがありますけど、やっぱり高音はしんどそうな時とかありましたけど、ファットで良い音出してましたよ。」と仰っていたので、へーそうなのかーと思い、それ以来、1度生で聴いてみたかったのでした。

んで、ライヴ開始15分前に入店したところ、最前列のテーブル席が空いていて、かぶりつきでライヴ鑑賞出来たのでした。いやー、浜松を捨てて良かった(笑)ですわ。そしてステージには青のマーチン・コミッティが。ああこりゃ、やっぱり「マイルス」やなあと思いつつも、その傍らにはエフェクター類の機材があって、「ん?電化か?」と、ちょっと訝っていたらライヴ開始時間に。

…が、フタを開けてみれば、めっちゃカッコよかったっす。で、やっぱり「マイルス」でありました。しかも、フリー・ブローイング期のマイルス・ミュージックを彷彿とさせる内容で、いやあ、スリリングでカッコ良かったです。

あと、ドラムの石若駿さん、今回初めて聴きましたが、彼がエゲツなくカッコ良かったです。めっちゃええドラマーです。ビックリした。

で、そんな若手の石若さんに、ベテランの五十嵐さんがちょくちょく「指示」をしてまして、そんなやりとりを眼の前で見ていたらついつい、


Whiplash TRAILER 1 (2014) - J.K. Simmons, Miles Teller Movie HD

この映画の事を思い出してしました。(笑)

そして肝心(?)の、自分の修正前のアンブシュアにちょっと似ていると言われた、「五十嵐さんのアンブシュア」ですが、先生の言う通り、結構似ていました。ま、自分ほど酷い「下唇粘膜奏法」ではありませんでしたが、自分と同じような場所にマウスピースのリムの痕が付いていたりして、わ、結構似てるなあ…と思ったりなど。んで確かに、高音域になるとちょっとしんどそうだったりしたので、やっぱりあのアンブシュアは良くはないのかなあと思いつつも、でもこれだけ素晴らしい演奏が出来るんだからなあ…と思いつつ、「アンブシュアに正解はない」とか「100人のラッパ吹きがいれば100通りのアンブシュアがある」なんて言葉を思い返したりなどしてました。

と、あれこれと参考になりつつ、そしてやっぱり「♪マイルスがー好ーきー」モード全開でカッコ良かった、初めての五十嵐一生さんでありました。

ちなみに、「♪マイルスがー好ーきー」の元ネタはコレです。


永野【ゴッホ・ピカソ】&【スパイダーマン】

永野です。いつもしょーもなくてすみません。

…内容とはあまり関係のない動画を2つも貼り付けてしまいました。