がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

皐月は浪速から

2017年5月の始まりは大阪から。

もやはほぼ「定宿」状態となった、農人橋付近の東横インにてスタートです。

で、いつもの起床時間に目覚めて、特段予定も決めていなかったのであれこれと思案しつつ、しかし全くノープランのままチェックアウトの時間は迫るばかりなので、もうええわ、ならば今日は1日で「映画の日」なので、全国一律鑑賞料金が1,100円だから、まずは大阪で映画でも観るか!との結論(笑)に至り、ただし、近所のシネコンで上映している作品をわざわざ大阪で観るのもアレなので…と、大阪市内の映画館と近所のシネコンの上映スケジュールを調べた結果、9時45分に宿をチェックアウトした後、一旦大阪駅へと向かってラッパ等の荷物をコインロッカーへとぶち込んで手ぶらとなり、

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はいコチラ、難波の「なんばパークスシネマ」に。

ここで10時40分から上映される『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』を観る事にしました。

んで、今日の初回上映時間だしGWの合間の平日だし、そんなにお客さんも居なかろう…と思いつつ10時30分頃に映画館に到着して、チケット売り場の表示板を確認してみたら、なんともう「残席わずか」のなっており、慌ててカウンターに向かってみたら、残っている席も最前列右端の数席のみで、うわーちょっとこの席だと観るのは辛いかもと思いつつもまあ、1,100円だしと思い直してチケット購入。いやあ、やっぱり大都会の映画館は地方のシネコンと違うなあと思ったのでした。

で、入場まで10分程あるので、シネマのある8Fの外に隣接する屋上庭園にて時間待ち。

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本日の大阪の空模様。ご覧の通りの曇天です。

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浜村淳の手形レリーフがありました。この庭園にも幾度か来た事はあったのですが、こんなモノがあるのは知りませなんだ。で、ウケ狙いで記念撮影。

そして、入場開始時刻が近づいたので、再びシネマ館内へ。そしたらもう「満席」になってました。へーそんなに人気あったんだこの作品と思いつつ、いやそうではなくて「大都会のシネコン映画の日」ってのが「満席」の理由なのかなあとか思いつつ、入場時間となったのでスクリーンへ。

で、そこしか空いていなかった最前列の右端はやっぱりちょっとスクリーンに近すぎて、いつも映画を観る環境とは大きく違っていて、ちょっとしんどいかなあとは思いましたが、無事に(?)映画鑑賞いたしました。で、その感想は別に書きます。

そして13時チョイ過ぎに上映は終了して、なんばパークスシネマを後に。

んで、ちょうどお昼時なので、昼飯を食べようと思い、少し歩いて「とあるお店」へ。

はい、このお店です。

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千日前筋の横道にある『天丼の店』です。ン十年前の大学生時代から知ってまして、何回か食べた事もありまして、その当時からずーっと同じ場所でやっているお店。最近でも横を通る事はあって健在なのは承知していましたが、食べに入る事はここんとこずっと無かったのです。

が最近、同期でご学友の岸さんが久方振りにこの店に入って天丼を食され、その様子の画像や動画を同期の連中に向けてFBにて嬉々としてUPして、どや!めっちゃ懐かしいやろ!変わってへんやろ!…と嬉しそうにレポートしてるのを観て、自分もちょっと久々に天丼を食べたくなったのでした。

でまたちょうどタイミングもエエ事に、カウンター5席ほどの狭小店舗なのですが、お客さんは誰も居ませんでしてすんなりと入店。

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で、超久々に『天丼の店の天丼』とご対面。昔同様にエビ天2尾と海苔天のみのシンプルな天丼なのですが、もちろん揚げたてで、量も味も「絶妙」でありまして、昔と変わらず誠に美味しゅうございました。

ちなみに天丼単品でお新香2枚が付いて650円。がっつり満腹な量ではありませんが、今の自分には昼飯にはちょうど良い量でしたなあ。

んで、小腹を満たした後、「自分用の大阪土産」を買い求めるべく、コチラへと向かいました。

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はい、 

gan-jazz.hatenablog.com

 この日以来ですので約半年振りの『タオ楽器大阪店』さんへ、2回目の訪問であります。

んでその用向き、「自分用の大阪土産」ってのは…はいまあ懲りずにトランペットのマウスピース(笑)でございます。

と言いますのも、

gan-jazz.hatenablog.com

 先日の東京訪問時にジョイブラスさんで買い求めた「シャイアーズの7C」がなかなかよろしくて、でその「シャイアーズ」の元になったのがオールドのバックのマウスピース、ニューヨーク・バックやマウントバーノン・バックの時代のヤツでして、なのでその元になったマウスピースも欲しくなってしまいまして(笑)ウェブでチェックしていたのですが、そんな折、タオ楽器さんのウェブサイトで、大阪店にてお目当のモノよりかは新しいのですが、1980年代製造のバックの7Cが出ていて、ちょっとそれが欲しくなってしまった(笑)のでした。

でもう買う気満々で、なので試奏なんて考えなかったので手ぶら(笑)でお店を訪れまして、店主さんに「ホームページに出ていたバックの7Cありますか?」と尋ねたところ、なんと、「アレの他にもホームページには載せてませんが色々とあるんですよ、バックの7C」と言う予想外のお返事で、引き出しからわらわらとマウスピースを出してくださったのでした。その中には同型別個体のモノが数点、そして型番は少し違って「7」ですがニューヨーク・バック、それにマウントバーノン・バックの「7」も。でも「7」はちょっと「7C」よりか深くてパスしたのですが。

とまあ、なんか実際に店に行ってみたら「宝の山」状態(笑)でして、ラッパを持って来なかった事を後悔した程だったのですが、そんな中になんと、このマウスピースもあったのでした。

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コレっす。通称「ドットなし」、アーリーエルクハート・バックの「7C」っす。店主さん曰く『コレはコンディションが少し悪いのでホームページにUPしてないんです。」との事で、確かにリムにメッキはげがあって、シャンクエンドにも凹みがあったりで状態はあまり良くないのですが、まさにドンピシャの型番「7C」だし、何と言ってもマウントバーノン・バックに近似なアーリーエルクハートですのでもう、探している型番に限りなく近くて、しかも店主さんが「コンディションが悪いので、ホームページに出している1980年代のニアピリオドのやつと同じ値段で良いですよ。」との事でしたのでハイ、即決して買ってしまいました。までも、口に当ててバズィングさせてもらったらメッキはげとか気にならなかったんで。

いやあしっかしまあ、思わぬ「エエお土産」をゲットしてしまいました。やっぱりウエブの情報だけではなくて、実際に店に行ってみるのがエエかもしれませんなあ、マニアックなモノを扱っているお店は。

んで、非常に満足して、早速このマウスピースでラッパを吹いてみたいと思った…のもありますが、翌日に職場の皆様とのゴルフも控えているので、当初は今晩、谷町九丁目の「SUB」で行われる田中洋一さん(tp)のライブを19時30分からの1セットだけを聴いてから最終新幹線に乗って夜中に自宅へ帰宅の予定も考えていたのですが、それを取り止めて、15時過ぎの新大阪駅発の新幹線にて帰路へ。

そして17時チョイ前に帰宅して、9連休2-3日目の「フルバン練習機はついでに1泊の旅」も終了であります。