がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

攻めてますなー

今日は「ジャズインラブリー」さんへ、このライブを聴きに行く事に。

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ニッポンのジャズ・トランペットの重鎮、レジェンド、大野俊三さんでございます。

実は、今まで大野さんのライブに行った事がありませんでして、恐らく、聴きに行く機会は今まであったのでしょうけど行った事が無かったから、本日のこの機会に是非とも聴きに行ってみようと思いまして。

で、お恥ずかしながらも「初見」ですので、大野俊三さんのプロフィールを事前チェックしとこと思い、ググってみたらこんな記述が。

1988年に交通事故に巻き込まれ、唇を切り、前歯を折るなどトランペッターとして致命的な危機に陥るも復活を遂げ、バスター・ウィリアムスクインテットの一員として活動を再開する。この後、1996年には扁桃癌のステージ4の宣告を受ける。顔面片側の唾液腺と神経を除去する手術を受け、術式は成功するもののトランペッターとして致命的な損傷となった。楽器演奏を一から始める状態になりながらも演奏活動を再開し、カーネギー・ホールでの公演を果たすまでになった。

 フロムウィキペディア。で、ええー!復帰したっちゅうてもアレなんじゃあ…と、一瞬不安になりつつ、さらに予習って事で、通勤のお供でアップルミュージックに出て来た作品中でリリース日が最新だった、

フォルター・アウト(紙ジャケット仕様)

フォルター・アウト(紙ジャケット仕様)

 

 この「フォルター・アウト」って作品を聴いてみたら…おお、めっちゃカッコ良い。1970年代のマイルス・バンド的サウンド。なかなかアグレッシヴ。

んで、先の心配もちょっと消えまして、仕事を終えていざ、「ジャズインラブリー」さんへ。

で、その前に腹ごしらえで、

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あい、今回もラブリーの近所にある一風堂にてメーランをキメました。白丸スペシャル。

そして開演10分前の19時20分過ぎにラブリーさんに入店したら…やっぱりビッグネームだからなのか、ほぼ満席。ちゅう事で、必然的に、

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いつもの、居心地が悪い(笑)カウンター席になりました。

でまあ、朝聴いた作品は結構アグレッシヴな事をやってたけど、ライブはスタンダード曲中心な構成なんだろうなあ…とか思っていたら、予想に反してほぼオリジナル曲、しかもエフェクターやワウペダルをマイクに通した、70年代マイルスのアレな感じの、アグレッシヴな内容でして、なかなかのスポーツ・ジャズ(笑)でして、ちょっとビックリなのでした。

そして、2度ものトラブルを乗り越えられた大野さんのラッパも素晴らしかったのでした。1949年生まれの大野さん。いやー、攻めてはりますわー。カッコエエっすわー。