がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

切り口の妙(ファースト・マン)

今日は昼から映画鑑賞に。コレを観ました。


『ファースト・マン』本予告映像

はい、人類初の月面着陸を行った、アポロ11号の船長、ニール・アームストロングを描いた作品「ファースト・マン」です。

なかなか面白かったです。ちゅうか、予想以上に「のめり込んで」鑑賞しました。なんか、思っていたのと「切り口」が違いまして、それが面白くて見入ってしまった印象。

人類初の月面着陸に成功した、教科書にも出てくるアームストロング船長のお話なのだから、ヒーロー的な、辛くても華のある映像っちゅうか、具体的に言えば『アルマゲドン』的な、エアロスミスが流れて感動…なイメージ(笑)を想像していたのですが、それとは真逆な「宇宙モノ映画」でした。

特に印象的だったのが、宇宙船に乗っている間の映像。全編に渡ってコクピット内部のみの映像で構成されて、物凄く臨場感はあるのですが、その代わりに何がどうなっているのかがよくわからない。(笑)普通ならばコクピットからの映像に加えて、ロケットが飛んでいる状況を映したりしてくれて、それでどんな状況かを理解出来るのですが、それを一切廃しているので、個人的には何がどうなっているのかよくわからなくなる時もありました。でも逆にそれがリアルでもありましたなあ。

てな感じで、イメージとは違う「切り口」で勝負されて、それが妙に新鮮だった作品でした。