がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

真面目と潔癖と洗脳と(その手に触れるまで)

有給休暇の月曜日。

で今日は、散髪ついでにいつものマチナカミニシアター系映画館に行ってコレを鑑賞。

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「その手に触れるまで」って作品。カンヌ国際映画祭でいくつも賞を獲得しているベルギーのダルデンヌ兄弟の2019年制作作品で、この作品もカンヌ国際映画祭の監督賞を受賞…なんて事は全く知らずに観ました。「ベルギーのダルデンヌ兄弟」って監督すら初見。(笑)

予告編を観て面白そうと言うか、真面目な少年が「洗脳」されるストーリーに興味を持ったのと、参考にしている映画評論サイトでもまあまあ評価が良かったので観てみたのですがまあ、それなりに面白い「社会派」な作品でしたけど、個人的にはちょっと退屈してしまったトコロもありましたかなあ。でも色々と考えさせられる作品でした。主人公のアメットは繊細で真面目で神経質で潔癖なトコロもあって、イメージ的には「オタク」な少年のタイプなのが、ちょっとしたきっかけで「洗脳」されると、こうものめり込んで危険な方向に走ってしまうのか…と、観ていて恐ろしくなったりなど。

ラストの「どうなったん?」って感じの終わり方もエエ感じの余韻を味わせてくれて好印象でした。