がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

「微笑み」の裏側(暁に祈れ)

土曜日。

午後からは久々に太陽が顔を出して夏の気候に。でも外出したのは夕方に買い物に行った程度で、ほぼ自宅警備員な休日。

で、そんな本日のメインイベントはいつものオンデマンド映画鑑賞。今日はコレを観ました。

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www.youtube.com

またまた「A24」プロデュースの2018年公開作品「暁に祈れ」です。再起を記すべくタイに渡った英国人ボクサーが、ドラッグに溺れて犯罪を起こして逮捕され、地獄のような刑務所に収監されて…ってストーリー。実話を基にした作品だそうな。

いやあ、なかなか、いや、かなりタフな映像のオンパレード。舞台となるタイの刑務所がホンマに「地獄」な描写。寝食を共にする「同居者」であるタイ人の囚人がコレまたタフ。顔にまで及ぶ全身タトゥーで「耳なし芳一状態」なヤツらがパンつ一丁の格好でうじゃうじゃ。

映画評論家の宇多丸さんが「テラスハウス地獄編」(笑)と、この作品を紹介するサイトで書かれておられて、めっちゃ納得しました。

いやあ、タイのイメージが変わりますわ。「タイ」と聞いて思い浮かぶのが『微笑みの国』ってキャッチフレーズですが、ここに登場するタイの刑務所はその真逆。微笑みの裏側にはこんな世界もあるんですなあ。関係無いっすけど、大阪の阿倍野区に「美章園(びしょうえん)」って地名がありまして、JR阪和線の駅とかもあるんですけど、その街に勝手に『微笑みの街 美章園』ってキャッチフレーズ付けてました、個人的に。

まあそんな事はどーでも良いんですが、なかなかキツくてエグい内容でした。描写的に。ストーリーはそんなにエグくはありません。むしろ単純明快。