がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

壮絶過ぎる(異端の鳥)

週末金曜日なので、仕事帰りに定番行動の夜更かし映画鑑賞を。

コレを観ました。

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「異端の鳥」。なんといってもこのショッキングなポスター、頭だけを出して地中に埋められた少年とそれを狙うカラス、このポスターのインパクトに釣られて観たくなったのでした。

が、観るのを決意するのに悩んだ点が2つ。1つは上映時間。最近の作品としては長尺の169分。ほぼ3時間。そしてもう1つが東欧はチェコスロバキアウクライナの合作って事でなんか重苦しそうだなーと思ってしまった事、その2点が引っ掛かって一瞬悩んだのですが、気になっている作品である事には間違いが無いので、思い切って観てみる事に。

ナチスユダヤ人迫害「ホロコースト」から逃れて流浪するユダヤ人の少年を通じて描かれる9つのエピソード構成。戦争の悲惨さを美しいモノクロームの映像で淡々と描かれる、そんな作品でした。

いやあ、思っていた以上に壮絶でした。こんなにも悲惨な目に遭う人生があるのかと。この少年に比べたら自分なんて…とか思ったりなど。

でまあやっぱり169分の上映時間はさすがにお尻が少々痛くなったりはしましたが、寝落ちなどせず、ガッツリとのめり込んで鑑賞しました。良い作品でした。