がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

最後の選択(サウンド・オブ・メタル〜聞こえるということ)

日曜日ですが、本日はシネコンではなくてオンデマンドでこの作品を鑑賞。

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サウンド・オブ・メタル〜聞こえるということ」って作品。

ちゅうのも、昨日行ったマチナカミニシアター系映画館で、この作品が今年度のアカデミー賞にノミネートされている事を知って、しかもこの作品、Amazonの配給でプライム会員は無料で鑑賞出来る事で、俄然観たくなった(笑)のでありました。

…いやあ、久々に衝撃的な作品でした。私自身が右耳の聴力を喪失していて「半分deaf=ろう者」みたいなもんだって言う個人的事情があり、さらにはバンド活動もやっていて主人公同様に「大音量が溢れる環境」に身をさらす事もよくあるので、めっちゃ身につまされたのでした。

いやーでも耳が聞こえなくなる過程の描写はホンマにリアル過ぎて観ていて辛くなる程でした。自分も過去に正常に聞こえている左耳が中耳炎になった時や飛行機に乗って耳詰まりがなかなか回復しなかったりした時、この作品の描写と同様な「聞こえ」の状態でして、その不安な状況が見事なまでに再現されていて…観ているのが辛かったっす。でもそれだけリアルだったて事なんです。

そしてラストシーンでの主人公の選択。これにはまたうーんと考えさせられました。ネタバレになるので書きませんが、まるで自分自身にもその最後の選択の刃を突きつけられたような、そんな気がしたのでした。

と、個人的事情満載ですがインパクトのある作品でした。アカデミー賞にノミネートされたのも納得なオススメ作品っす。