がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

真の勝者は…(最後の決闘裁判)

土曜日。なので映画鑑賞っす。(笑)

地元のシネコンにて、本日はこの作品を鑑賞。

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www.youtube.com

「最後の決闘裁判」です。こんな内容。

あらすじ
リドリー・スコット監督がマット・デイモンアダム・ドライバーベン・アフレックという豪華キャストを迎え、歴史を変えた世紀のスキャンダルを描く実話ミステリー。 中世フランス──騎⼠の妻マルグリットが、夫の旧友に乱暴されたと訴えるが、彼は無実を主張し、⽬撃者もいない。真実の⾏⽅は、夫と被告による⽣死を賭けた“決闘裁判”に委ねられる。それは、神による絶対的な裁き──勝者は正義と栄光を⼿に⼊れ、敗者はたとえ決闘で命拾いしても罪⼈として死罪になる。そして、もしも夫が負ければ、マルグリットまでもが偽証の罪で⽕あぶりの刑を受けるのだ。果たして、裁かれるべきは誰なのか?あなたが、この裁判の証⼈となる。

またフィルマークスさんのやつベタ貼り。楽ちんなんで今後もこの手法でいこ。(笑)

参考にしている映画評論サイトで軒並み高評価だったんである程度期待していたのですが、いやあ、面白かったっす。コレ系の「重厚」な雰囲気の作品だと結構寝落ちしてしまうのですが、しなかったですわ。しかもこの作品も長尺153分の上映時間でしたけど、途中でダレる事無くガッツリとハマって見事完走。

でこの作品、「決闘裁判」までのストーリーを、夫と旧友と妻、3名の当事者の「視点」からそれぞれチャプターに分けて展開される構成を使って、1つの出来事をそれぞれの視点から描く事で当事者間の「微妙なズレ」が表現されていて、それが面白かったですなあ。

結末を迎えてエンドロールが流れた段階で「真の勝者」を認識する、最後までドント・ミス・イット!システム(笑)でしたかなあ、これもある種の。なのでラストまで楽しめます。

あと、中世ヨーロッパの再現具合が半端なかった。コスチュームやセットに相当お金がかかっていそう。特に、当時は蝋燭の灯りしか無かったであろう夜の室内の映し方が本当に蝋燭の炎の光だけで撮影しているかの如く暗い画像で、そんな所にもこだわりを感じました。