がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

教材だな、コレは(ユダヤ人の私)

今週も仕事帰りに映画鑑賞。いつものマチナカミニシアター系映画館にて。で、退社時刻と折り合いの良い時間で上映されていた2作品を吟味してコチラを観る事に。

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www.youtube.com

ユダヤ人の私」。相性の悪い(笑)ドキュメンタリー映画をチョイスしたのでした。いやあ、悩んだんですけどもう1つの方が確実に面白くなさそう(笑)だったんで。

で、こんな内容の作品です。

ホロコースト生存者マルコ・ファインゴルトの証言を記録したドキュメンタリー。1913年にハンガリーで生まれオーストリアで育ったユダヤ人のマルコ・ファインゴルトは、1939年にゲシュタポに逮捕され、アウシュビッツを含む4つの強制収容所に収容された。終戦後は10万人以上のユダヤ人難民をパレスチナへ逃し、自身の体験とナチスの罪、ナチスに加担した自国オーストリアの責任を70年以上にわたって訴え続けた。彼の数奇な人生を通し、反ユダヤ主義がどのように広まりホロコーストにつながったのかを、世界各国の貴重なアーカイブ映像を交えながら描き出す。ナチス宣伝相ゲッベルスの秘書ブルンヒルデ・ポムゼルの証言を記録した「ゲッベルスと私」に続く「ホロコースト証言シリーズ」の第2弾。

…いやあ、重かった。(笑)ホロコーストの生き証人、御歳106歳のマルコ・ファインゴルト翁が、カメラに正対してひたすら喋り、途中で当時の映像とかが挿入される114分のモノクロ画像。エンタメ性は皆無な作品。

はっきり言って「教材」でした。貴重な資料映像的な。なのでちょっと観たい方向性とは違った感じでしたかなあ。まあ、その上映回でのお客さんが、自分を含めて3名だった時点でなーんかイヤな予感がしたのですが。(笑)