がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

えー、アレがコレと…(悪なき殺人)

週末金曜日っちゅう事で、いつものミニシアター系映画館にて仕事帰りに映画鑑賞。気になっていたコレを観ました。

f:id:gan_jazz:20211210230033j:plain

www.youtube.com

フランスの作品「悪なき殺人」って作品。このポスターに惹かれたのが観てみたくなったきっかけでした。雪山を死体?を担いで歩いているショット。やけにコレに惹かれまして、ついついチラシを持ち帰ったりなど。

で、この予告編も観ずに、内容の前調べも無しで鑑賞。

いやあ、面白かったです。カッコ良いレコードジャケットのデザインだけで買ってみたら内容も良かった時みたいな気分(笑)っす。

あ、フィルマークスさんとこの「あらすじ」はこんな感じ。

あらすじ
フランスの山間の人里離れた町で、吹雪の夜にある女性が失踪し、殺された。疑われたのは農夫・ジョゼフ。ジョセフと不倫するミシェルの妻・アリス。妻のアリスに隠れてネット恋愛をする夫・ミシェル。その相手とされるマリオン。そして遠く離れたアフリカで詐欺を行うアルマン・・・。そう、我々はまだ知らない、たったひとつの「偶然」が連鎖し、悪意なき人間が殺人者になることを。この失踪事件を軸にして、5人の男女がリアルタイムで繋がっていることが紐解かれていき、壮大なミステリーに絡んでいた事実が次第に明らかになっていく…。フランスの雪深い山間の田舎で起きた事件は、遠くアフリカと繋がっていたのだった。偶然は奇跡にもなり得るが、絶望にもなり得る。幾重にも重なる「偶然」という「必然」を目の当たりにし、私たちは“神の目”で人間の本能、滑稽さ、そして運命の危うさの一部始終を目撃することになる。

この作品、主だった登場人物ごとをメインにしたチャプターを繋げていって、チャプターが進むにつれてガシガシと前のチャプターで出て来た内容の伏線を回収してて…みたいな仕立てなのですが、それが新鮮で面白かったですなあ。

で、タイトルが観ている最中での私の感想。えー、あん時のアレがコレと繋がってたんやー、わー面白え…ってのがラストまで続きます。面白かった。