帰りの通勤電車で、Apple Musicにピックアップ表示されていたコレをなんとなくチョイス。
言わずもがなの名盤、「エリック・ドルフィー・アット・ザ・ファイブ・スポット」っす。最近とんと聴いていないんで、ちょっと久々に聴いてみたくなって。
ヤー、やっぱりカッコええっすなあ。特に1曲目の『Fire Waltz』、コレはもう名演ですな。曲が始まる前の音声を含めて好きですなあ。演奏開始前のファイブ・スポットの客席の喧騒とメンバーの談笑、そしてピアノのマル・ウォルドロンが「今から演る曲はコレやでー」と言っているかのようにテーマをポロンと弾いて、なんだか和んだ雰囲気から、ピアノでのイントロから曲が始まると雰囲気が一変して鬼アツの演奏に…ってのがめっちゃカッコ良い。
そしてメンバー全員が、これまた良い演奏してますなあ。特にブッカー・リトル(tp)、個人的にはあまり贔屓なラッパ吹さんではないのです。あの有名なワン・ホーンのリーダーアルバムも耳タコになる程は聴いていないし。めっちゃ上手いとは思うんすけど、なんかグッと来ないんですよねえ。
そんなブッカー・リトルが、このアルバムではめっちゃカッコ良いのです、不思議な事に。自分がまだまだブッカー・リトルの魅力に気が付いていないだけなのかも。（笑）
