がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

そうだ レジェンド聴きに 京都 行こう(「む〜ら」訪問編)

で、初訪問した「む〜ら」さんの訪問記をば。

京阪出町柳駅から高野川沿いを徒歩で10分程度北上した後、路地を東に入ると程なく右手の白い建物の壁面に看板が見えて、あ、ココなんかって印象。

周りは住宅街。

で、15時40分頃に到着して、恐る恐る(笑)店の扉を開けると…お客さんは誰も居てませんでした。レコードはかかっていたけど。マスターと2人っきり状態。

さらにそのマスターが坊主頭でガタイも良くてイカつくて、オマケに無愛想で、こちとら初見の一見さんなんでもう、ビビりまくり(笑)ですわ。

で、いそいそと店の奥の、1匹の巨大なレッドアロワナが悠然と泳ぐ立派な水槽の真ん前のテーブルに着席を。で、ホットコーヒーをオーダーして待っていると、コーヒーを淹れ終わって持って来られたマスターから、

その席だとスピーカーの正面じゃないから、良い音で聴けるコッチ(=スピーカーの真正面に正対する向きで置いてあるイス)に座って聴きなはれ。荷物はそこに置いといたらエエし。

との提案が。

いやいやいやいや、そこまでは…と思いつつも、マスターに逆らっちゃあマズい気がして(笑)、コーヒーカップアンドソーサーを手に持って、その「特等席」に座ってレコード鑑賞。までも、かかっていたのがスウィング期のストリングス入り女性ヴォーカルもので、あまり聴かない系統のヤツで今ひとつのめり込めなかったんすけど。

特等席からの店内。こぢんまりとしたお店。結構大きめな音でレコードかけてはりました。

そして何と言っても巨大水槽とアロワナが目を惹きます。水槽はカウンター内にももう1本、大型水槽がでーんと設置されていて、そこにも巨大なアロワナが悠然と泳いでました。以前熱帯魚を飼っていて、アロワナも飼育していた身としては、そっちの方も気になる存在でしたなあ。

でもそんな状況下で、無口で強面な「昔ながらのジャズ喫茶のマスター」の雰囲気ムンムンなマスターさんと二人っきりの空間はもう、緊張の極み(笑)で、テーブルが無い椅子のみの席にてあっという間にコーヒーを飲み干してしまい、そうこうしているうちに2枚目のレコードが掛かり、手持ち無沙汰になりつつ2枚目を鑑賞。2枚目にかけてくれたのはスコット・ハミルトン(ts)で、モダン・ジャズになったんで、緊張を忘れて集中出来ましたわ。(笑)

そしてその間もお客さんの入店は無く、コレはもうこの2枚目を聴き終わったら店を出よう!って決心して(笑)、レコードの片面が終わると同時にマスターに退店の旨を告げたのでした。

で、退店時にようやくマスターとしっかりと会話。(笑)例のCDを購入して感動したので来店した事と、寺井さんのライブが今夜あるので聴きに来た事をお伝えして退店を。

いやーしっかしまあ、昔ながらのジャズ喫茶って感じやったなあ、商売っけの無い無骨なマスターさんやったなあ…などと思いながら、来た道を戻って、路地から高野川沿いの幹線道路へと戻った所に、

行きには気付かなかった看板を発見。あら?商売っ気が無いかと思いきや、呼び込み看板立てたはった。(笑)

kyotojazzkissa-map.com

コチラの訪問動画がお店の雰囲気をよく伝えてはるかな。この動画だと結構アットホームな感じですな。(笑)