実は今日、勤怠表には最後の夏季休暇を入れていたんだけど、出来ていない業務もあったし、以前、上司殿から夏季休暇の入れ方がテキトー、連休の多い9月に4回も入れるなんて、どない考えてんねん!…的ご指摘も頂いたので、休み辛かったって事もあって、昨日退社時に
明日は夏季休暇を入れているけど、今日中に出来ずにやり残してしまった業務があって、夏季休暇も別の日に振り替える事も出来ないから、休みのまま出勤してその業務を片付けます、通常業務も自分がやります。
と申し入れ、その時は了解頂いたんだけど、帰宅後21時頃、不意に上司からメールが来て、
やはり明日は出勤せず休みなさい。やり残した業務ってのは何ですか?
との事で、そのやり残した業務を伝えたところ、
その業務なら週明けの月曜日にやれば問題ないから、明日は休みなさい。
との指示で結局、明日は休みに。
でも、そう決まった頃には既に両親は就寝しており、明日の休みを伝えていないので、そのまま自分の出勤時モードに併せて朝6時に起床するつもりにしている筈で、それを「明日は休みになったから朝6時に起きなくても良い」と、寝ている両親を叩き起こして(笑)伝えるのもアレだし、かと言って明日の朝6時に起床後、「今日は急遽休みになったから、まだ寝ていても良いよ」と言うのも気が引けたので、とりあえず休みになった事は伝えず、普段通りに出勤する体で家を出る事に。
んで、いつもの時刻に「出勤する体」で外出。もちろん服装も「お仕事モード」で。
でも当然、職場には出勤出来ないので算段したのは、
いつものマチナカ映画館で朝イチ上映の作品を観てから昼過ぎに帰宅して、両親には
今日は休みにしたまま出勤したけど、上司から『やる事をやり終えたら適当な時間に切り上げて帰宅しろ。』と言われ、やる事は午前中で片付けたので、昼過ぎに退勤して帰宅したと説明する。
ってシナリオ。(笑)
つーか、前置きがめっちゃ長なった。(^^;
で、算段通り朝イチ9時30分からの上映回で観た作品がコチラ。
本日公開のヨルゴス・ランティモス監督の新作、「憐れみの3章」っす。こんな作品。
「女王陛下のお気に入り」「哀れなるものたち」に続いてヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンがタッグを組み、愛と支配をめぐる3つの物語で構成したアンソロジー。選択肢を奪われながらも自分の人生を取り戻そうと奮闘する男、海難事故から生還したものの別人のようになってしまった妻に恐怖心を抱く警察官、卓越した教祖になることが定められた特別な人物を必死で探す女が繰り広げる3つの奇想天外な物語を、不穏さを漂わせながらもユーモラスに描き出す。
「哀れなるものたち」にも出演したウィレム・デフォーやマーガレット・クアリーのほか、「パワー・オブ・ザ・ドッグ」のジェシー・プレモンス、「ザ・ホエール」のホン・チャウ、「女王陛下のお気に入り」のジョー・アルウィンが共演。3つの物語の中で同じキャストがそれぞれ異なる役柄を演じる。
「ロブスター」「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」でもランティモス監督と組んだエフティミス・フィリップが共同脚本を担当。2024年・第77回カンヌ国際映画祭でプレモンスが男優賞を受賞した。
2024年製作/165分/R15+/アメリカ・イギリス合作
原題または英題:Kinds of Kindness
配給:ディズニー
劇場公開日:2024年9月27日
いやー、今回もぶっ飛んでいて、ランティモス監督らしい作品でした。でも、個人的感想としては、この作品がランティモス作品では一番「わかりやすかった」かも。
前作の
この「哀れなるものたち」も、過去の難解作品よりかわかりやすくておもしろかったと思ったんだけど、今回はよりわかりやすくておもしろかったかな。内容が全く違う、1話50分程度の3つの物語を同じ俳優が演じると言うスタイルが「わかりやすかった」のかも。実際「哀れなるものたち」はおもしろかったんだけど、2時間21分の「ランティモス・ワールド」は…ちょっとしんどかったってのも、正直なトコロあったんで。
なので50分程度でストーリーが切り替わる今作は「丁度良い感じ」(笑)でランティモスの世界を堪能出来たのでした。
追伸
で、12時30分頃に映画鑑賞を終え、デパ地下で昼メシを買い込んだ後、しれっと帰宅。両親には算段通りの言い訳をして、なんら疑われもしなかった事をご報告致します。m(__)m