有給休暇の木曜日。
で今日は午前中に母親に頼まれていつものスーパーへ買い物に行った後、午後からは久々にゴルフの練習へ。今週末に泊まりでゴルフに行くんですわ。なので一応、事前練習?ボールに当てられるかの確認?のために。(笑)
で日中はそんな事をやって過ごしたから、いつもの「地元シネコンで映画鑑賞」が出来なかったので、代わり?にアマプラで映画のオンデマンド鑑賞を。
コレを観ました。
「リバー、流れないでよ」って邦画っす。こんな作品。
上田誠率いる人気劇団「ヨーロッパ企画」が手がけたオリジナル長編映画第2作。国内外で高評価を得た長編映画第1作「ドロステのはてで僕ら」に続いて上田が原案・脚本、同劇団の映像ディレクター・山口淳太が監督を務め、冬の京都・貴船を舞台に繰り返す2分間のタイムループから抜け出せなくなった人々の混乱を描いた群像コメディ。
京都・貴船の老舗料理旅館「ふじや」で仲居として働くミコトは、別館裏の貴船川のほとりにたたずんでいたところを女将に呼ばれ、仕事へと戻る。だが2分後、なぜか先ほどと同じ場所に立っていた。そしてミコトだけでなく、番頭や仲居、料理人、宿泊客たちもみな、同じ時間がループしていることに気づく。2分経つと時間が巻き戻り、全員元にいた場所に戻ってしまうが、それぞれの記憶は引き継がれるのだ。人々は力をあわせてタイムループの原因究明に乗り出すが、ミコトはひとり複雑な思いを抱えていた。
貴船神社と料理旅館「ふじや」の全面協力を得て、冬の貴船で撮影を敢行。ミコト役の藤谷理子をはじめ、ヨーロッパ企画の俳優たちが多数出演し、鳥越裕貴、本上まなみ、早織、近藤芳正らが共演。舞台「夜は短し歩けよ乙女」などで上田やヨーロッパ企画と縁のある、人気アイドルグループ「乃木坂46」の久保史緒里が、物語の鍵を握る役どころで友情出演。
2023年製作/86分/G/日本
配給:トリウッド
劇場公開日:2023年6月23日
前知識なんも無し状態で観たんだけど、なんか雰囲気が以前観た、
この「ドロステ(以下略)」に似てるなぁ…と思っていたら、そのチームが製作した長編映画第2弾だった。なのでやっぱり「劇団」テイストが満載だったな。
そしてストーリーも「タイムループ」モノって事で、前作の「ドロステ(以下略)」や、
この「MONDAYS(以下略)」を連想せざるを得ない印象…だったけど、つまらなくはなかった。
までも所々で「違和感」はあったけど。特にそれを感じたのが、同じ時間に戻っているのに天候が変わっていたトコロ。
冬の京都は貴船の老舗旅館が物語の舞台なんだけど、初めは雪が降っていないのに、何度目かのタイムループでは雪が降っているかと思えば、その後のターンではまた雪が降っていなくて…と、違和感ありまくりのシチュエーションに。
でもこの雪の「表現」には、実は深い意味があるのでは?と思いググってみたら、
撮影中、10年に1度の大寒波に襲われ、4日間撮影中止になった本作。
この想定外の大寒波を受け、演出部チームでは“気候会議”なるミーティングが実施されたそう。山口監督は「雪が降ると画がつながらないということで、神様を恨んでたんですけど。でも照明の方に“気候は操作できないですよ”って言われて」と大マジメに語り出し、周囲は「言われるまで気づかなかったん?」と大爆笑。しかしながら、雪を物語に組み込む形に切り替えて、現場で上田さんが「世界線がずれている」というセリフを追加。上田さんは「“世界線がずれるということにします!”という宣言がロケ中に行われて(笑)。世界線って、すごく便利な言葉なんです」と笑わせました。
…めっちゃ単純な理由だった。(笑)でも、このエピソードを知って、逆に好感が持てたりなど。
雪の京都・貴船は美しかったし、結果的にこの想定外だった『雪』が、作品にも彩りを添えたような、そんな印象が。