3度目の無職生活235日目。

「ブルーボーイ事件」です。こんな作品。
高度経済成長期の日本で実際に起きた「ブルーボーイ事件」を題材に、性別適合手術の違法性を問う裁判に関わった人々の姿を描いた社会派ドラマ。
1965年、オリンピック景気に沸く東京。警察は街の国際化に伴う売春の取り締まりを強化していたが、性別適合手術を受けた「ブルーボーイ」と呼ばれる者たちの存在に頭を悩ませていた。戸籍は男性のまま女性として売春をする彼女たちは、現行の売春防止法では摘発対象にならないのだ。そこで警察は、生殖を不能にする手術が「優生保護法」に違反するとして、ブルーボーイたちに手術を施した医師・赤城を逮捕し裁判にかける。一方、東京の喫茶店で働くサチは、恋人にプロポーズされ幸せの絶頂にいた。ある日、赤城の弁護を担当する弁護士・狩野がサチのもとを訪れる。実はサチには、赤城による性別適合手術を受けた過去があった。サチは狩野から、赤城の裁判に証人として出廷してほしいと依頼される。
主人公・サチ役のキャスティングにあたってはトランスジェンダー女性を集めたオーディションを実施。ドキュメンタリー映画「女になる」に出演経験はあるが演技は初挑戦の中川未悠を、主演に抜てきした。サチのかつての同僚たちをドラァグクイーンのイズミ・セクシーとシンガーソングライター・俳優の中村中、弁護士・狩野を錦戸亮が演じた。監督は「フタリノセカイ」などトランスジェンダー男性というアイデンティティを反映させた作風で国内外から注目を集める飯塚花笑。
2025年製作/106分/G/日本
配給:日活、KDDI
劇場公開日:2025年11月14日
この作品、当初はそんなに興味が無かったんだけど、YouTubeに出て来た、
この監督と主演俳優さんへのインタビューを交えた作品紹介動画をなんとなく観たら、そこで監督が語られていた、
- 当事者が演じる意味と意義
って「想い」と「こだわり」になんかグッと来て、それで作品を観てみたくなったのでした。
…いやあ、めっちゃ良かった。ちょっと泣いた。(笑)
主演の俳優さんをはじめ、キャスト陣渾身の演技に心打たれました。やっぱり「当事者」で作り上げた作品にはパワーが宿るなあ…とか思ったりも。
「だけどそれは、アナタが'『監督やキャストが当事者』って情報を知っているからじゃ」…って言われたらそれまでなんだけど(笑)、でもそんな「こだわり」が感動を産んでいるんじゃないかな?と思うのです。
余談だけど、自分が観た上映回の鑑賞客は、なんと自分1人だけ。貸切鑑賞でありました。…まあ、老若男女が楽しめる娯楽作品って内容でも無いかとは思うけど、観て損は無い作品かと。(^^)