がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

滋賀・伊吹山(2回目)

3連休最終日の敬老の日。休日だから人がいっぱいだろうなあ…とは思いつつも、先般ふと空を見上げて秋を感じた際ムラムラと湧き出た(笑)「山行欲」を満たすべく、「家から一番近くて日帰り出来る日本百名山」でありますところの伊吹山へ山行に。約2年振りに2度目の伊吹山であります。んで、生憎天気は薄曇りでありますが、登山道のほとんどで直射日光にさらされる伊吹山なので、今の時期は曇りの方が良いよねーって事でいざ出発。んで、JR東海道線近江長岡駅に降り立って登山口行きのバス乗り場に向かってみると、バス待ちの登山客がわんさかと。ど平日だった2年前は、乗客が自分1人だけだったのに。いやあ、さすが休日ですなあ…と感心しつつ、バスに乗り込んで20分程度で登山口前に到着です。



2年振りの伊吹山登山口。いやーしかし登山口ではマイカー組の人々も加わってさらに賑やかに。おまけに昨今流行のカラフルでシャレオツ(笑)なウェアを身にまとった「山ガール、山ボーイ」なパーティーもあちこちに。このムーブメント、当然ながらメディア等でよく知っていたのでありますが、悲しいかな「平日にマイナーな低山が主体」な私は、この「山ガール、山ボーイ」の現物にお目にかかる機会があまり無かったので、いざ実際に出会ってみるとちょっぴり圧倒されたりもしたのでありました。んで、そんなムーブメントを肌で感じつつ2年振りの伊吹山登山開始であります。



で、昨今の猛暑で敬遠していたんで1ヶ月以上振りになる登山道の感触を踏みしめつつトコトコ登って1時間程度で3合目に到着。目の前に伊吹山の山頂を拝みつつ小休止。



そして30分程度で5合目に到着。その先の登山道には頂上を目指すハイカーさんの列が。さすが休日、いっぱい人が登っていますわ。って事で混雑を避けるためにここでも小休止…って訳でも無く、まだまだ半分だというのに微妙にヘタって来て、小休止を余儀なくされていたのでありました。



んで、6合目に到着。ここから9合目までが踏ん張りどころの「急登の続く九十九折り」なのであります。んで案の定、なかなか手強いその急登に翻弄されてヘロヘロになりながら登ったので、山頂まではカメラを取り出して撮影する余裕が無かった(笑)のでありました。ついでに登山道の一部では「登山道渋滞」にも遭遇。まあ良い休憩になったのですけど多少ペースを乱されつつ、入山から約3時間後に山頂に到着でありました。ふいー。



山頂はご覧の通り、9合目付近まで通じているドライブウェイにて車で登って来た人々を加えてご覧の通りの大盛況であります。山頂には売店もあってもうそこいらの観光施設状態。…まあ、我々登山者にとっては多少興醒めなのではありますが、山頂でしっかり休憩出来る設備が整っているのは多少ありがたかったりするのでありました。んで、曇天でガスった山頂ではありましたが、ヘロヘロになった身体をしっかりと1時間休憩させて下山をば。んで、下山時は多少余裕が出来たので、曇天で冴えない眺望の代わりに「伊吹山は薬草や高山植物でも有名だから」って事で、珍しく登山道中の花を追っかけてみる事に。






ちなみに何の花なのかはさっぱりわかりません。綺麗だなあって思ったモノを手当り次第に撮ってみましたよ。おまけに高山植物じゃあ無くてそこいらにも咲いているフツーの花のような気もするのですが…まあ、花の事はサッパリわからない私ですのでご勘弁を。んで、そんな事をしながらのんびりと下山。ちょっとのんびりし過ぎて帰りのバス時間に間に合わないんじゃあ…と焦って、3合目からは早足で下山して汗だくになりました(笑)けど、バスの時間にもしっかりと間に合って本日の山行も終了でございます。


しっかしまあ、休日の登山客の多さと山ガールや山ボーイを実際に見た事で、昨今の「登山ブーム」を改めて実感したのでありました。