がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

思い出探して難波と神戸

「偲ぶ会」サプライズ参加帰阪の旅2日目。本日は自由裁量、個人行動であります。んで、バスもトイレも洗面所も無くてのんびり出来ない「シングルルーム」に長居は無用!って事で、朝8時にチェックアウト。んでまずは、折角ミナミに居てるんだし…って事で、日曜日の朝のミナミ界隈を、思い出を探して徘徊してみました。

久々に「法善寺横町」方面へ。水掛不動さんに久々のご対面っす。

この「法善寺と心斎橋筋の間の、ゴチャっとした佇まい」がなんか懐かしくて好きなのです。

その好きな「法善寺と心斎橋筋の間の、ゴチャっとした界隈」にあって、その昔、1〜2回だけ行った事のある「貝や」って名前の、貝料理専門(?)の小さな飲み屋。当初は「こんなマニアックで小さな店、すぐ潰れるやろなー」などと思っていましたが、あれからン十年…未だ健在。なんかちょっと嬉しいです。

いかにも大阪な風景…を、改めて撮ってみました。

その昔、足繁く通ったお店の「生存確認」もしてきました。

んで今回の一番のビックリがコチラ。その昔通いつめた「タワーレコード心斎橋店」が閉店になったのは知っていたのですが、その後あの場所がどうなっているのかを知らなかったので訪れてみたら…なんとまあ、ご覧の通り、かの「まんだらけ」へと様変わりしていました。店舗自体は以前のまんま。入口の場所やコンクリートむき出しの外観も以前のまま。でも「まんだらけ」…いやあ、びっくりしました。
とまあ、ひとしきりミナミ界隈を思い出探して徘徊した後、次は何処に…と考えた結果、先般ふと思い出した「大学生の頃、ジャンクのオープンリールデッキを買い求めた」場所、『神戸の高架下』に行ってみたくなったので、お次ぎは神戸に行く事に決定。んで、難波から阪神電車で神戸へとレッツゴー。

んで、神戸の元町駅に降り立ってみたら丁度神戸では今「ルミナリエ」の真っ最中。実はこの私、その有名な「ルミナリエ」を未だに観た事が無いので、昼間ですけど(笑)まずはその「ルミナリエ」会場へと行ってみました。んで、ご覧の通り、昼間ですので『きらびやかでもなんでもない白い骨組み』状態の「ルミナリエ」を人生初鑑賞。

ルミナリエ(の骨組み)」を観ていたら、メリケンパークの近くまで来ていたので、ついでに懐かしの『フィッシュダンス』も拝んでおきました。大学1年生のクリスマスに、このモニュメントの隣にある「フィッシュダンスホール」で、かのディジー・ガレスピー(tp)のライヴを観て以来、私としては神戸のメリケンパークと言えばこの『フィッシュダンス』でございます。
そしてその後、いよいよお目当ての「神戸の高架下」へ。んで、私のお目当ての「高架下」は、三宮駅元町駅間の「高架下」では無く、元町駅神戸駅間の「高架下」、通称『モトコー』(こんなトコロ→wikipedia:元町高架通商店街)であります。大学1〜2年生の頃以来なので20年以上振り(笑)の再訪…って事で、記憶も曖昧でちょっと迷いかけましたけど、無事に辿り着く事が出来ました。

こんな感じで「がっつりと高架下」なトコロです。(画像はモトコー6番街。全部で7つの商店街で構成されてます。)んでまずは元町駅に隣接する「1番街」からスタート。ココは若い人が経営する「オシャレ」な店も結構入っていて、私の記憶の「モトコー」とはちょっと違った感じ。でも1→2と進むにつれて徐々に私の記憶イメージと同じ「ディープ」な雰囲気に。んで「3番街」にて、ついに私の記憶に残るお店に遭遇!コチラっす。

はい、この店頭の「ウルトラマン」、あの時もコレを見た記憶があります。いやあ、懐かしい。んで、更に進むと様々な中古(と言うかゴミみたいな)家電製品を裸のまま累々と積み上げたジャンクショップも現れ出して「あーコレコレ、確かこんな店で買ったわあ…」と懐かしさに浸りつつ、高架下を突き進んだのでした。

奥(と言うか神戸駅方面)へと進むにつれ、こんな感じで「シャッター街」な様相に。まあ、致し方無いのかもしれませぬ。

あれやこれやと実に様々な「モノ」が売られております。こんな使い古しの「ソフビ人形」も立派な商品っす。

コレは「モトコー3番街」の元町駅側の入口にあったギャラリー?イベントスペース?にあった、マジンガーZの『ジャンボマシンダー』ってオモチャ。子供の頃持ってました。当時、結構高額なオモチャで、みんなあまり持っていませんでした。でも私は太っ腹な親戚の伯母に買ってもらって持っていました。自慢でした。でもある日突然紛失しました。どこを探しても見つかりませんでした。ところがしばらくすると、共同の粗大ゴミ置き場で、腕がもげたそのジャンボマシンダーを見つけました。…と、そんな悲しい思い出があって印象深いそんな『マジンガーZのジャンボマシンダー』が飾られていたので、思わず記念撮影(笑)しちまいました。
って事で、思い出の「モトコー」を堪能した後は「本日の〆」として、

元町駅の近くにあるコチラのジャズ喫茶「Jam Jam」に入ってみる事に。実はコチラ、大阪居住時からその存在を知っていて、神戸を訪れる度に入ってみたいなあ…と思いつつも、新規のお店に独りで入る事の出来ないヘタレなために、結局入る事も無く現在に至る…ってなお店でありまして、今回えいやーっと思い切って入店してみました。

いやあ、コレがまた、めっちゃ広くて、デカいスピーカーでガンガンにジャズを流していて、ゆったりと座れるソファーで、スピーカーの目の前のエリアは「私語禁止」で…と、バリバリの『ジャズ喫茶』だったのでした。もう、大感動。って事でその「私語禁止」エリアのスピーカーの真ん前の席に陣取って、超久々に大音量のジャズを堪能。音源は勿論レコード。大音量で聴くと薪が「バチッ」と爆ぜるような音に聴こえる「レコード針の摩擦音」(?)も堪能させていただきつつ、気が付けば1時間以上が経過。いやあ、もしこれで小説とか持っていたらもっと居れるなあ…と思いつつ、同時になんで今まで店に入らなかったんだろう?と反省する事しきり。ってな感じで、ラストに予想外の大収穫でありました。
そしてその後は家へのお土産へと、神戸名物(?)の「瓦せんべい」を買い求めて、JR三宮駅からそのまま在来線を乗り継いで帰途に。今回の「思い出探しの旅」も無事終了であります。
…こうしてみると神戸にも結構、思い出がありますなあ。