土曜日。
で今日は地元シネコンにて話題?のこの作品を鑑賞。
はい、北野武監督の新作、「首」であります。まずはいつものように無断借用で映画.comさんの解説を。(笑)
北野武が構想に30年を費やして監督・脚本を手がけ、「本能寺の変」を題材に壮大なスケールで活写した戦国スペクタクル映画。武将や忍、芸人、農民らさまざまな人物の野望と策略が入り乱れる様を、バイオレンスと笑いを散りばめながら描き出す。
天下統一を目指す織田信長は、毛利軍、武田軍、上杉軍、京都の寺社勢力と激しい攻防を繰り広げていた。そんな中、信長の家臣・荒木村重が謀反を起こして姿を消す。信長は明智光秀や羽柴秀吉ら家臣たちを集め、自身の跡目相続を餌に村重の捜索命令を下す。秀吉は弟・秀長や軍師・黒田官兵衛らとともに策を練り、元忍の芸人・曽呂利新左衛門に村重を探すよう指示。実は秀吉はこの騒動に乗じて信長と光秀を陥れ、自ら天下を獲ろうと狙っていた。
北野監督がビートたけし名義で羽柴秀吉役を自ら務め、明智光秀を西島秀俊、織田信長を加瀬亮、黒田官兵衛を浅野忠信、羽柴秀長を大森南朋、秀吉に憧れる農民・難波茂助を中村獅童が演じる。
まあ、面白かったかな。上映時間131分ってまあまあ長いけど、退屈せず寝落ちもなく完走したし。とは言え、うおお…ってなる程のモノでもなかったかなあ。
北野作品のヒット作、
この「アウトレイジ」を戦国時代でリメイクしたような印象だったかな。怒号と罵声と暴力のショウケース。タイトルに象徴されるように「斬首」の、まさに出血大サービスで、あんだけ首がポンポンと斬られていく様は、グロいを通り越して笑えてしまうほど。
ま、好き嫌いが分かれるでしょうな、この作品。個人的には良くもなく悪くもなくって評価。そんな中で、織田信長演じる加瀬亮さんの演技が素晴らしかった。狂人の極み。あと、台詞が「お国言葉」の尾張弁で、コレがネイティブの私でも苦笑する程のドギツイ尾張弁で、めっちゃ頑張ってるやん、加瀬亮…と感心したりなど。(笑)