がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

コッチでよかった(生きててよかった)

週末金曜日の本日は、仕事帰りにいつもの映画鑑賞…ではなくて、久々にライブ鑑賞に行こうと思ってました。

ちゅうのも今夜、老舗ジャズクラブ、ジャズ・イン・ラブリーさんにこのお方、

TOKUさんがこんな面子で出演。

TOKU&後藤浩二TRIO

TOKU(vocal,flugelhorn)

後藤浩二(piano) 島田剛(bass) 黒田和良(drums)

丁度週末金曜日だし、今まで1度もライブで聴いた事が無かったので、こりゃあ今夜は記念すべき?「初TOKU」じゃわい!と意気込んで、朝の通勤電車から今まで聴きもしなかったTOKUさんのアルバムを聴いたりして(笑)気合いを入れ、定時退勤後、まあまあな勢いの雨が降る中をジャズ・イン・ラブリーさんへ。

で、ライブ開始10分前頃に到着して、ドアを開けて入店したら…ほぼ満席!ビックリするほど大盛況!雨も降っているし、まだまだコロナも怖いんで、いくらTOKUさんと言えど満席では…と、たかを括っていたのに、お見それしやした。

なので、お客さんの対応でてんやわんやなのか、出入口前で待てど暮らせどスタッフさんが来ない。ガン無視状態。(笑)でその間、店内を見渡して空席を探してみたけどほぼ満席で、あ、こりゃアカンと諦めて、スタッフさんに声を掛ける事もせず、今入って来たドアからスッと退店を。余談ですが数分間待ちぼうけを食らった出入口前には、当のTOKUさんが居てまして、姿だけ拝めました、(笑)いやーでも人気者やなあ、ちゅうかやっぱり女性客が多かった気がしたぞ、パッと見。

閑話休題

とは言え、コレですんなりと帰宅するのもなんか腹立たしかった(笑)ので、こうなりゃ映画鑑賞に切り替えや!と、いつものミニシアター系映画館へ。と言うのも、以前予告編を観て面白そうだと思った、今日から公開の作品が20時台から上映されていて、今から向かえば丁度良いタイミングで間に合うので、それを観る事に。この作品っす。

www.youtube.com

「生きててよかった」です。こんなあらすじ。フィルマークスさんより。

あらすじ
長年の闘いが体を蝕みドクターストップによって強制的に引退を迫られたボクサー・楠木創太(木幡竜)は、闘いへの未練と執着を捨てきれぬ中、恋人との結婚を機に引退を決意する。新しい生活を築くために仕事に就くも、人生の大半をボクシングに捧げてきた創太は何をやってもうまくいかない上、社会にも馴染めず苦しい日々を過ごす。そんなある日、創太のファンだと名乗る謎の男から大金を賭けて戦う欲望うずめく地下格闘技へのオファーを受ける。一度だけの思いで誘いに乗った創太だったが、忘れかけた興奮が蘇り、再び闘いの世界にのめり込む。彼にとってその高揚感は何物にも代えがたいものだった。闘うことに憑りつかれた男の狂気と愚直なまでの生き様は果たして喜劇となるか悲劇となるか?今、再び闘いのゴングが鳴る――。

面白かったです。欲を言えば、思っていたのとはちょっと違う感じもあったけど。俳優陣の熱演が好印象でしたな。主演で元プロボクサーでもある木幡さんは、この役に正にピッタリでしたな。研ぎ澄まされた肉体美がハンパないっす。そして「そこに愛はあるんか?」でお馴染み?の今野さんもエエ味出してました。

いやあ、コッチに切り替えてよかったですわ。多分そのままライブ鑑賞していたら、両隣を見知らぬ人にギッチギチに固められた席で、心を削られながらライブ鑑賞していたはず(笑)だったろうし。

…なんか、観た映画の感想より、聴けなかったライブの「恨み節」になってるな。(笑)